福岡第一、爆勝発進 高校バスケットウインターカップ

【全国高校バスケ男子2回戦・正智深谷-福岡第一】第4クオーター、シュートを放つ福岡第一・ジョナサン
【全国高校バスケ男子2回戦・正智深谷-福岡第一】第4クオーター、シュートを放つ福岡第一・ジョナサン
写真を見る

 バスケットボールの全国高校選手権大会(ウインターカップ)は25日、東京体育館で男女の2、3回戦を行い、男子は2回戦で前年王者の福岡第一が正智深谷(埼玉)に99-63で快勝発進した。第3クオーター(Q)までに92点を奪う猛攻で、ユース日本代表を擁する実力校を一蹴。総体王者で2冠を狙う福岡大大濠も日本航空(山梨)を93-74で下した。長崎西、九州学院(熊本)、柳ケ浦(大分)、川内(鹿児島)は敗退。九州勢は女子が全て姿を消しており、男子で同じ福岡のライバル2校だけが勝ち残った。

 あっという間に得点を重ねていった。開始5分で10点差をつけた福岡第一は、第2Q終了時には57-25とダブルスコア以上に引き離した。さらに第3Qを終えた時点で92-34。控え選手中心で臨んだ最終Qは相手が上回ったが、結果は文句なしの爆勝劇だ。前年王者の実力を見せつけた井手口孝監督は「1、2点差を予想していたが、うまくいった」とうなずいた。

■最終Q控え中心

 事前の準備がピタリとはまった。正智深谷はスタメンに高さのある選手がそろい、1対1では身長で劣る組み合わせが多かった。それを見越して日体大との練習試合を設定。その成果もあり、厳しい当たりにも屈することなくボールを奪い、速攻につなげて序盤で勝負を決めた。主将の井手拓実(3年)も「初戦からこういう試合ができてよかった」と納得顔だ。

 2連覇を狙った全国総体では4強。優勝は同県のライバル、福岡大大濠だった。並のチームなら胸を張れる成績でも、目標があったから士気は上がらない。「昨年優勝の重圧もあり負けた。雰囲気もすごく沈んだ。でも悔しくて…」。井手は話し合いの場で自らの考えを訴えた。大会正式名称は変わったが連覇が懸かるウインターカップ。主将の思いを受け止めたチームは、勝負の冬を前に再び結束した。

 同時刻、隣のコートで戦ったライバルにも強さを見せつけた。点差がどんどん開く展開に、福岡大大濠の片峯監督も「(点数を)二度見、三度見した。あんなに開くのか…」と目を丸くした。順当なら両雄は準決勝で当たるが、井手は「まずは次」と土浦日大との3回戦に集中。夏の屈辱を冬の連覇で晴らすまで、一戦必勝でコートを支配する。 (山田孝人)

=2017/12/26付 西日本スポーツ=

西日本新聞のイチオシ [PR]

ソフトバンクホークス選手の写真販売中!

西日本新聞のイチオシ [PR]