東福岡後半ロスタイム弾に泣く 予選通じて初失点

【富山第一-東福岡】富山第一に敗れ、天を仰ぐ東福岡・福田湧矢(右端)
【富山第一-東福岡】富山第一に敗れ、天を仰ぐ東福岡・福田湧矢(右端)
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 後半ロスタイムの一撃で打ち砕かれた。0-0でPK戦目前、右CKから相手FWのヘッドでゴールネットを揺らされた。東福岡にとって福岡県予選から通じて6試合目で初めての失点だった。

 「自分がマークに行って外してしまった。そこが悔いが残る」。J2岡山に加入するセンターバックの阿部海大(3年)は、無念さをにじませた。180センチ超の長身と強さを兼ね備えた富山第一2トップとの競り合いを何度も制したが、最後の最後に力尽きた。

 2013年度優勝の強豪との一戦は、序盤から相手ペースの時間が続いた。耐えながら好機をうかがい、後半には福田翔生(2年)が相手GKと1対1になったが、シュートを止められ「決めていれば勝っていた…」と悔やんだ。兄でJ1G大阪入団が内定している福田湧矢(3年)も攻撃面で見せ場をつくれず「自分のせい」と涙が止まらない。森重潤也監督は「メンタルも含めて、もっと強くならないといけない」と指摘した。

 優勝候補の一角と目されたが、2大会ぶりのVは夢と消えた。主将の湧矢は「全国を取ってほしい」と後輩に夢を託した。新チームで主力の期待がかかる翔生は「全部のタイトルを取るつもりで頑張りたい」と雪辱を誓った。 (伊藤瀬里加)

=2018/01/03付 西日本スポーツ=

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