サガン鳥栖 高橋 ダッシュ弾 今季初勝ち点 敵地で強豪川崎にドロー

前半34分、右足で同点ゴールを決める鳥栖・高橋(右端)(撮影・伊東昌一郎)
前半34分、右足で同点ゴールを決める鳥栖・高橋(右端)(撮影・伊東昌一郎)
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■昨季総走行距離 リーグでトップ

 チーム一の“走り屋”のスーパーゴールで、勝ち点1をもぎ取った。0-1で迎えた前半34分。右サイドからのクロスを相手GKがはじいた瞬間、高橋は「打てる」と判断した。ペナルティーエリア外の落下地点まで駆け込み、そのまま右足ボレーでたたき込んだ。「狙ったコースにボールがうまく飛んだ。勝てれば良かったけど、最低限」。納得の表情で振り返った。

 フィッカデンティ監督の下では3ボランチのアンカーを任される。その意図を指揮官は「常にボールのあるところにいないといけないが、それを高いレベルでできる持久力がある」と話す。昨季の総走行距離は、リーグトップの403・2キロ。攻守にわたってピッチを縦横無尽に駆け回ってピンチの芽を摘み、チャンスでは攻撃に参加する。得点も無尽蔵の運動量から飛び出した。エース豊田と同い年の31歳。「体も気持ちも20代前半のつもり」と若手に刺激を与え、ピッチで存在感を示している。

 今季初白星こそつかめなかったが、アウェーで昨季年間総合3位の川崎相手に貴重な勝ち点1獲得にフィッカデンティ監督も「選手たちの振る舞いに満足している」と笑顔だった。次はホームでの広島戦。高橋は「勝ちきれるところまで持っていけるように」と勝ち点3を見据えた。 (伊藤瀬里加)

=2017/03/06付 西日本スポーツ=

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