サガン鳥栖W悪夢 権田負傷交代/今季最悪の4失点

後半29分、4点目を奪われた鳥栖GK赤星(左)(撮影・伊東昌一郎)
後半29分、4点目を奪われた鳥栖GK赤星(左)(撮影・伊東昌一郎)
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 サガン鳥栖が敵地で仙台に1-4で完敗し、リーグ戦で今季初となる連敗を喫した。前半、先制点を奪われた際にGK権田修一(28)が相手選手と激突し、首付近を痛めて負傷交代。正守護神を欠いたチームは終始劣勢を強いられ、今季ワーストの4失点で敗れた。今季はまだ1勝しか挙げられていない苦手のアウェーで、まさに踏んだり蹴ったりだ。

■今季初連敗

 秋風が吹き始めた杜(もり)の都で鳥栖がダブルパンチを食らった。正GKの負傷交代に今季最悪の4失点。「1点目を失ったところでいろいろ起こり、心理的にも試合に対する態度が変わった」。想定外の事態でゲームプランが崩れ、マッシモ・フィッカデンティ監督も恨み節をこぼした。

 0-0で迎えた前半11分だった。左からのクロスを相手FWの石原に合わせられ、先制点を献上。その際、クロスに飛び込んでいた権田は石原と激突し、そのまま倒れ込んだ。首付近を痛めたとみられ、赤星と交代。試合中に病院へ向かった。

 流れを変えることができずに前半34分に失点。前かがりになった後半は何度もカウンターを浴びる悪循環で畳み掛けられた。赤星は2015年7月29日の鹿島戦以来、2年ぶりのJ1リーグ戦出場。ハイボールを含めた飛び出しの判断を誤る場面もあった。「行けるボールは全て行ったが、その中で取れないボールがあったり、失点になったりした」と唇をかんだ。

 権田の状態に関してフィッカデンティ監督は「軽いけがではなく、病院にも行った」とした上で「大事に至らないことを祈るばかりだ」と表情を曇らせた。今季初の連敗を喫した鳥栖の試練は続く。 (伊藤瀬里加)

=2017/09/11付 西日本スポーツ=

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