サガン鳥栖逃げ切れず浦和と2‐2 田川自身初2発

後半35分、ゴールを決め雄たけびを上げる鳥栖・田川(撮影・伊東昌一郎)
後半35分、ゴールを決め雄たけびを上げる鳥栖・田川(撮影・伊東昌一郎)
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 J1サガン鳥栖が2-2で浦和と引き分け、今季2度目となるアウェーでの勝利を惜しくも逃した。田川亨介(18)が前半1分に先制弾を決めると、後半35分にもゴールネットを揺らすなど自身初の1試合2得点と活躍。2度もリードを奪ったが、いずれも追い付かれて連勝も逃した。

 電光石火の速攻で、浦和に先制パンチを浴びせた。試合開始1分。小野からのロングパスに反応して抜け出した田川が、左足のボレーでネットに突き刺した。「久しぶりのゴールで自信につながる」。4月8日の新潟戦(ベアスタ)以来、約5カ月半ぶりのゴールに18歳は喜びを爆発させた。

 勢いは止まらない。1-1の後半35分だった。仙台戦での負傷から2試合ぶりに復帰した、GK権田のフィードを相手DFがクリアミス。すばやく反応してボールを奪って放った浮き球のシュートは、GK西川の横をすり抜けた。強豪相手に自身初の1試合2発。「(守備ラインの)後ろのスペースが空いていたので自分のスタイルが生きた」と胸を張った。

 5月に出場したU-20(20歳以下)ワールドカップ韓国大会で結果を残せず、体力面も含めた力不足を痛感させられたという。帰国後はチーム内でも屈指のフィジカルの強さを持つ豊田やイバルボと意識して競り合うようになった。「まだまだですけど…」と笑うが、世界の舞台を経験したことで向上心も芽生えつつある。

 最後は追いつかれたが、アウェーで浦和相手のドロー。マッシモ・フィッカデンティ監督はチームに「負けたかのよう」な雰囲気があったと明かし、こう続けた。「敵地での引き分けを悔しがる気持ちがある。今後につなげたい」。白星はつかめなくても、鳥栖は上昇気流をつかみつつある。 (山田孝人)

=2017/09/24付 西日本スポーツ=

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