魁皇(福岡出身)
2004年 12月 07日 掲載
魁皇 綱とり再始動 故郷での経験糧に 鹿児島垂水市 冬巡業スタート
綱とり再挑戦へ始動―。大相撲の冬巡業が6日、鹿児島県垂水市で始まり、魁皇はご当所・九州で果たせなかった綱への思いを胸に、来年初場所(1月9日初日)へのスタートを切った。
しこやぶつかりげいこで胸を出す軽めの調整。7日の大分市での巡業終了後は休養し、13日ごろから友綱部屋でのけいこを再開させる予定だ。「体調と相談しながらやりたい」。部屋のハワイ旅行が延期になったこともあり、じっくり体をつくっていく。
12勝3敗だった九州場所。昇進見送りには賛否両論あった。14日目の打ち出し後の押尾川審判部長(元大関大麒麟)の「千秋楽に勝てば個人的には(昇進が)全然ないとはいえない」という言葉は、魁皇の耳に入っていた。それでも「もう少し勝っていればゴタゴタはなかった。規定は最低13勝」と語気を強めた。
千秋楽に朝青龍を寄り切った直後、涙が浮かんでいたように見えたが「汗がそう見えただけ」と笑った後に続けた。「あれだけの声援をもらって泣きはしなかったが鳥肌が立った。いろいろ味わえて、印象に残る場所だった。初場所も九州と同じように1番1番集中して、自分の相撲を取りきりたい」。故郷での経験を糧に再挑戦する。
(手島 基)
【写真】桜島をバックに、綱とり再挑戦の来年初場所での健闘を誓う魁皇








