今月の災害・事故 --(平成元年)1989年05月

水爆搭載の米軍機、沖縄近海に水没1989/05/07  
A4Eスカイホーク  米誌ニューズウィークは、昭和40年に米海軍艦載機が水爆を搭載したまま沖縄近海に水没し、米海軍はこの事故をもみ消したと報じた。この海軍機は1メガtの水爆B43を1個搭載したA4Eスカイホークで、空母タイコンデロガから転落、水没した。ベトナムでの任務を終え、横須賀に向かう途中。当時は非核三原則はまだなかったものの、日本政府の核持ち込み禁止政策に反して、核搭載艦が日本に寄港していたことになる。

 落下時に核兵器は機体を外れ、灰色の煙を噴きながら沈んだ。沖永良部島の東約300kmの水深4800mの海域で、艦は速度を緩めることなく現場を去っている。同空母は30個以上の核を積載していたとの乗組員証言も。流出したプルトニウムでの魚介類の汚染も心配され、平和団体や被爆者が日米両政府に抗議電を打つなど反核運動に広まった。なお、7月7日に「海域からの異常放射能は検出されず」と発表された。   
○年表はこちら