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【ひと】別府大分毎日マラソンで初優勝した中本健太郎さん

第66回別府大分毎日マラソンで初優勝した中本健太郎さん
第66回別府大分毎日マラソンで初優勝した中本健太郎さん

 14度目のマラソン挑戦で初めて頂点に立った。「優勝がこんなに気持ちいいものだと初めて知ることができた」。2012年ロンドン五輪は6位。翌年の世界選手権(モスクワ)で5位。ともに日本人トップで入賞しても「入賞ぐらいで満足してはいけない」とガッツポーズを控えてきた日本屈指のランナーが、控えめながらも右手を握った。

 山口県下関市出身。陸上を始めた西市高から拓殖大に進んだが、憧れの箱根駅伝を走ったのは4年時の1度だけ。7区で区間16位だった。実業団からの誘いはなく、直談判の末に入った安川電機(北九州市)でも目立った成績は残せなかった。転機は08年2月の延岡西日本マラソン。進退を懸けて臨んだ初の42・195キロで3位に入り「自信が付いた」。マラソンで適性を発揮し、初の日本代表となった11年の世界選手権(韓国・大邱)で10位。以後も安定した成績を残してきたが、股関節や右すねなど、ここ数年は故障に泣かされてきた。

 支えは沿道で声援を送った家族の存在だ。ロンドン五輪直前に生まれた長男の理久(りく)君(4)は父がマラソンランナーと分かるようになったという。3日に幼稚園のマラソン大会を終えた息子に「自分もマラソン大会を頑張るよ」と語り掛けた。「できるだけ長く走って、頑張っている姿を見せたい」と誓う。

 引退も覚悟したレースで目標を達成。「タイトルが一つ取れて自信になった」。その瞳を初マラソンの時のように輝かせた。趣味は「これから見つけたい」と話す34歳。北九州市内で妻と長男、長女と暮らす。

=2017/02/06付 西日本新聞朝刊=

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