戦後70年へ -証言をつなぐ-

①北九州平和資料館 (北九州市若松区)

公立の資料館設立を目指す市民団体が運営。兵士募集ポスターや戦時中の教科書、軍服や武器などを展示。旧満州国の国旗や、米軍の本土上陸に備えて千葉県の海岸に埋められていたという陶製の地雷などもある。


②兵士・庶民の戦争資料館 (福岡県小竹町)

 供出された犬の毛皮で作った防寒具、金属でなく陶製の手りゅう弾などがあり、手に触れられる。ビルマ(現ミャンマー)戦線に従軍した故武富登巳男さんが集めた遺品で、家族が運営を受け継いでいる。


③岡まさはる記念 長崎平和資料館 (長崎市)

 日本の戦争加害に焦点を絞った展示が特徴。強制連行されて被爆した朝鮮人の被害の実態や、劣悪な労働環境下で生きて帰れない「地獄島」とされた軍艦島(端島)の中国、朝鮮人炭鉱労働者の実情を紹介(写真は炭鉱の坑道を再現)。


④大神(おおが)回天基地跡 (大分県日出町)

 人間魚雷「回天」の実物大模型を展示。費用は町費と民間の寄付金で賄った。格納壕(ごう)など多数の遺構が地域に点在、歩いて回る「ウオークラリー型資料館」ともいえる。大半は私有地にあるが、町が案内板などを整備。


=2015/02/25付 西日本新聞朝刊=



「戦後70年へ -証言をつなぐ- vol.7」トップに戻る