もうすっかり秋です。食欲の秋、読書の秋、スポーツの秋…それぞれ秋はあるものです。そこで私と犬一匹も秋を見つけに行ってきました。福岡市の油山に。
山肌には柿の実が色づいていました。

実は、同僚のはすいさんがボーイスカウト福岡35団のリーダーを務めており、油山で清掃活動をするというのです。「犬と一緒に来ますか? 迎えに行きますよ」とのお誘いに、私の頭はもう油山でいっぱい。いつもコンクリートの歩道ばかり歩いているピッピに思いっきり土の上を走らせてあげたい。すっぽりと自然に浸らせてあげたい。油山を駆け巡るピッピの姿に想いを馳せつつ、一つ返事で軽く“ボランティアの秋”に乗ってしまったわけなのです。一人でボーイスカウトに参加するのも恥ずかしいですから、たこ焼き王子の岩本さんと編集局でアルバイトしている女子大生の佳奈ちゃんを道連れに、いざ油山!
ピッピは、はすいさんが迎えに来てくれて車に乗った瞬間からテンション上がりっ放し。車の窓から身を乗り出して鼻をクンクンさせたかと思えば、通りすがりの犬が去ってしまった後に吠えまくるし…これこそまさに「犬の遠吠え」。目的地の油山に到着したかと思えば猛ダッシュしてボーイスカウト所有の“秘密基地”へ潜入。クマのプーさんがいれば良いのにと思うほど蜂がブンブン飛び回っていたにもかかわらず、ピッピはどんどん奥へ奥へと分け入って行くのです。そして運動場のような広場に着くと、遠くのにおいを嗅ぎ始め、崖の上を見上げたのです。まるで猫を追っているかのようなまなざし。
ピッピ、そうじゃないでしょ。今日はボランティアですよ! ということで、浮ついているピッピには、まずは、心構えが必要なようです。清掃活動をはじめる前に、はすいさんがピッピをなだめながら、首にボーイスカウトのネッカチーフを巻いてくれました。

勝手に「一日ボーイスカウト犬」に任命されたと思い込み得意満面のピッピです。
スカーフを巻き終わった瞬間、ピッピは野に放たれた獣のように崖の上へと駆け上って行ってしまい、「ピーおいで」との呼びかけに一度は戻って来たものの、二度目は戻ってくる気配がなく…6年間一緒に過ごした身ですからピッピの動向は熟知しているつもりです。ザワザワと樹木が揺れる音が…嫌な予感が漂います。慌ててピッピの後を追いかけ、崖の上に通じる階段を駆け上りながら「危ない」と叫んだのです。するとピッピのいる方向からの音が一瞬途絶え、私の足がひるんだとき「ドスン」という鈍い音が鳴り響いたのです。その音は、まるで土嚢を上階から叩きつけたかのような音でした。いくらダイエットしているとはいえ40キロの体重です。それに高さは7メートルほどもあるのです。嫌な予感はますます増幅していきます。崖の上からピッピの姿は見えません。何度「ピー」と叫んでも、いつものように駆け寄ってこないのです。慌てて元の場所に戻ると、ピッピは岩本さんの横でへたばっていました。この事件の後、ピッピはそれまでのハイテンションが嘘のように、まるで借りてきた猫のようにおとなしくなってしまったのです。
危ない目に遭ったら二度と試みないといいますが、ピッピは6歳になって初めて危ない目に遭ったのです。そりゃぁ放心状態に陥ったというか、意気消沈してしまったというか。飼い主である私もあんなに元気のないピッピを見たのは初めてでした。
しょげっているかと思いきや、ピッピは自分が転がり落ちてきた崖っぷちをじっと見上げるのです。
ちなみに、清掃ボランティアに参加した整形外科の看護師さん曰く「骨折はしていません」ときっぱり。「内臓が破裂したのでは」と聞く私に「内臓破裂だと歩けません」と的確な診断。胸をなで下ろした私でした。
当の本人じゃない本犬はというと、二度と崖の方向へは行きませんでした。ともあれ、私も犬一匹も、ともに体を張っての一日ボランティア体験でした。
みなさん、ご心配をおかけしました。
今回の写真は、カメラマニアの岩本さんによる撮影でした。
これからも私をかわいく写してね。

編集長さん こんばんは
ブログを読む限り ボランティアになっていたのでしょうか?
ピッピちゃんは満喫したつもりで ギャフンって感じかな
でも 怪我がなかってよかったですね
わが家も大変なことになりました
かの訓練者が 遂に 爆発です 原因は パチンコ 勝つといいのですが 負けると 落ち込む 一年余り その症状は落ちついていたのですが 10日の給料日に全額損 3日休んで 敵討ちに行って 借金の山が出来 パンク
大騒ぎをして 施設も飛び出したそうです
ボランティアって言葉が出ていますが 彼らは 年金は当然の権利だと思っています お利口に遊ぶための手当てではないよと 何度も言ったつもりでしたが 遂に脱線させてしまいました ショックですよね
保険所の 会議でも パチンコは問題になっていたのですが
時間が たっぷりありますものね
ボーイスカウトのボランティア 清掃活動 いいですね
彼らにも 世間に甘えるだけでなく 自分たちで恩返しをしようという気になれないのでしょうかね
話しがずれて申し訳ありません
今週は一日休みが多くて、あっという間に週末を迎えました。ということでコメント返しをー。
★たまごだよーん様
こんにちは。そうなのですボランティアなのです。そりゃもう頑張りましたよ、草取り。山のように雑草に囲まれて。ちょっと悲しくなりましたが、それでも次々ときれいになるのを見ながら草取りをするのは実に爽快でした。
ピッピは今でも元気がないです。全身打撲がよほど応えたのでしょうね。
山形さんこんにちは。
ボランティア活動、お疲れさまでした。
後から筋肉痛が来てませんか?(笑)
ピッピちゃん、怪我がなくてなによりでした。
普段呼びの効く子でも、知らない場所では何が
起こるかわかりませんからノーリードは禁物
ですよ~。山や海で迷子になる子って結構いますし。
お店に長~い「ロングリード」なる物も売ってますので、
使ってみられてはいかがでしょう?
うちのコロが猫にひっかかれた時は1週間ぐらい
その場所を通るの嫌がりましたから、ピッピちゃんも
1週間ぐらいで立ち直るんじゃないかな~と思います。
早く元気になりますように!
ピッピの容態を心配してくださってありがとうございます。ということでコメント返しをー。
★コロアネ様
こんにちは。
そうなのです、実に情けないのですが、右腕が筋肉痛に襲われてしまいましたよ。
今でこそ話せるのですが、実は落下したときあまりにひどい音だったものですから、ピッピの命が亡くなったのではないかと思ったのです。これまで感じたことのない不安が全身を覆いましたもの。でもピッピは意外とケロッとした顔をしていたので、ほっと胸をなでおろしたものでした。
しかし、その後のしょげて方といったら…。
ほんとに「知らない場所では何が起こるかわかりません」ね。ノーリードは禁物です。肝に命じます。
一応ピッピ元気です! 三日間は大好きな散歩にも行かず、じっと家に寝ているほどへとへと状態でした。でも徐々に回復し、いまではいつものやんちゃな仕草を見せるようになりました。