「自分に能力がなかったんです。力がなかったんですよ」- 電話の向こうで知人の男性は懸命に涙を堪えているようでした。
彼は私が電話を取ると堰を切ったように、今秋リストラされたこと、そして、いま郷里に戻って就職活動をしていることを語ったのです。
彼は3年前に、それまで20年以上も勤めていた職場を辞めて、学生時代から憧れていた職種に転職したのです。嘱託としての採用でした。半年ごとに契約更新という不安定な雇用形態だったのですが、憧れの職業だけに気にも留めなかったのです。
彼としては「懸命に仕事と向き合ってきた」と振り返ります。ですが、上司は彼の能力を認めようとはしてくれませんでした。悪いことに、会社の経営状況は悪くなる一方でした。今年の春あたりから、上司は面と向かって「君には能力が無い」だの「戦力にならない」だの突き放すように言い出したのです。プレッシャーが重くのしかかり、気だけが焦り、自分を責めるようになってしまいました。「僕は何もできない駄目な人間なんだ」。50歳を前にして誰にも弱みを見せたくなかったのでしょう。一人で悶々と悩み、心のバランスが崩れ、仕事が手につかなくなっていったのです。そして遂に、彼は、会社を辞めることに同意してしまったのです。
彼はいま、新しい仕事に就くために履歴書を書き続けているといいます。ですが、どこからも良い返事は届きません。体の弱い奥さんに「働いてくれ」とは言えません。最後に彼はしみじみと語ってくれました。「仕事を失うと惨め」だと。そして「何でもっと早く相談しなかったのだろうか」と。


山形さん こんばんは
自分は 反対の意見になるのかな
『懸命に仕事と向き合ってきた』というのは 自己満足で
評価は 他人が行うものだと思います
以前 tekaさんから 男の本懐ですねって 言われたことがありましたが 私が 啖呵を切って 会社を退社した時 自分の代わりがいなくて困るだろうってうぬぼれていましたが
柱が1本抜けたくらいの影響はあるだろうってふんどりかえっていましたが 屋台骨1本どころか ビクともしませんでした
過去 将来を嘱望されていた後輩が(実家も結構な家柄だった)出向に出るのを嫌がって その気になれば行くところはどこでもあるって胸を張っていたが 退社した途端 関連メーカーからの誘いは全くなかったそうです やっぱり
よらば大樹の影 ですよね あの時 感じたのが 相手が頭を下げているのは 個人ではなくて後ろに 会社がついていたからですよね
山形さん
こんにちは
私もたまごだよーんさんと同じ意見です。
憧れの職業だから懸命に頑張れた、自己満足だったのではと思えます。
自己満足は自分の心の中にひっそりと、が、いいのでは。
好きな仕事ができる、その環境に感謝しながら頑張る、上司の評価も変わったのではないでしょうか。
会社の経営状況が悪くなれば、一個人の仕事への想いは簡単に切り捨てられる世の中でもありますよね。
山形編集長さん
今、西日本新聞の村上祥子さんの「黒豆の煮方」に挑戦中です。さぁ上手く省エネ料理できるでしょうか?段ボール料理です。(^^♪
ここなさん
お久しぶりです。お元気かどうか心配していました。
また、お会いできて「ホッ」です。ヽ(^o^)丿
お正月休みは取れたのですが、ちっとも休んだ気がしないのはどうしてでしょう…。ということでコメント返しをー。
★たまごだよーんさまとここなさま
彼から話を聞くと、確かに心もとない感じは受けました。
「懸命にやってきた」ことが、自己満足に過ぎないであろうことは想像できました。
しかし、綺麗事かも知れませんが、会社は彼の良さを見出し、その才能を存分に伸ばそうとしてきたとは思えないのです。
彼の話によれば、営業面で、これまでにない成績を達成したそうです。たった一回の快挙だったそうですが…。
私には、今の時世を反映してか、彼が使い捨てにされたような気がしてならなのです。
甘いかもしれませんが、努力が報われる社会であって欲しいと思うのです。
お二人が言われるように「よらば大樹の影」を感じることが度々あります。それに、切ないですが「会社の経営状況が悪くなれば、一個人の仕事への想いは簡単に切り捨てられる世の中」なのですよね。
★tey-birdさま
「黒豆の煮方」どうでしたか?
結構、家で煮るのって難しいのですよね。
おいしかったら教えてくださいね。私も来年挑戦してみますから!
山形さん
「会社は彼の良さを見出し、その才能を存分に伸ばそうとしてきたとは思えないのです」・・・人は出会いが一番大事だと思います。
上司次第だとも言えますよね。
最悪な上司だったら努力が報われないかもしれませんね。
今のご時世、活き辛いし早く希望が持てるようにして欲しいものです。
tey-birdさん
心配して頂きありがとうございます。☆⌒(*^-°)v
いろいろ忙しくしておりました。
ちらほら雪が舞うと浮き浮きしてしまいます。ということでコメント返しをー。
★ここなさま
人との出会いって、不思議なものですよね。
これまで数多くの出会いには、会うべくして会った、という感が否めませんもの。
人生の壁にぶつかったとき、手を差し出してくださるのも、これまた「人」です。「人」との絆をつむいでこそ、自分なりの人生を、自分らしく航海していけるのだと思うのです。
それだけに、人との出会いを大事にして生きたいのです。