布川事件
1967年8月、茨城県利根町布川で大工の男性が自宅で殺害された強盗殺人事件。別の容疑で逮捕された桜井昌司さんと杉山卓男さんが殺害などを自白し、強盗殺人罪で起訴された。2人は公判では起訴事実を否認したが、78年に最高裁で無期懲役が確定。ともに96年まで服役し、仮釈放された。2001年、第2次再審請求を申し立て、05年に水戸地裁土浦支部が再審開始を決定。昨年12月に最高裁が再審開始を認める決定をした。戦後、死刑か無期懲役が確定した後に再審開始が決定した事件は、いずれも無罪となっている。
(2010年3月21日掲載)
1967年8月30日、茨城県利根町布川の大工玉村象天さん=当時(62)=が自宅で首を絞められ殺害されているのが見つかった。同年10月、窃盗事件などで逮捕された桜井昌司さん(62)と杉山卓男さん(63)が殺害と現金約10万円を奪ったとして、強盗殺人罪で起訴された。
公判では無罪を主張したが、水戸地裁土浦支部は70年、2人に無期懲役を言い渡し、東京高裁、最高裁でも覆らず、78年に確定した。2人は96年に仮釈放され、2回目の再審請求をしたのに対し、土浦支部が2005年に再審開始を決定。東京高裁も08年に支持、検察側が最高裁に特別抗告していた。
(2009年12月16日掲載)
1967年8月30日、茨城県利根町布川の大工玉村象天さん=当時(62)=が自宅で首を絞められ殺害されているのが見つかった。
同年10月、窃盗事件などで逮捕された桜井昌司さん(61)と杉山卓男さん(61)が殺害と現金約10万円の強奪を自白。強盗殺人罪で起訴された。公判で「自白は誘導されたもの」と無罪を主張したが、水戸地裁土浦支部は70年、いずれも無期懲役の判決。最高裁は78年に上告を棄却、刑が確定した。83年に再審請求したが、退けられた。2人は96年に仮釈放され、2001年に第2次再審請求。土浦支部は05年、再審開始を決定した。
(2008年7月14日掲載)
1967年8月、茨城県利根町布川の大工玉村象天さん=当時(62)=が自宅で首を絞めて殺害され、現金約10万7千円が奪われた。同年10月に別の事件で逮捕された桜井昌司さん(58)と杉山卓男さん(59)が犯行を自白、強盗殺人罪で起訴された。2人は無罪を主張したが水戸地裁土浦支部は70年、ともに無期懲役の判決を言い渡した。78年、最高裁が上告を棄却し確定。2人は83年、同支部に再審を請求したが棄却。96年に仮釈放され、2001年12月、新証拠を提出し2度目の再審請求をした。
(2005年9月21日掲載)