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成人T細胞白血病

 HTLV1というウイルスへの感染が引き起こす血液のがんの一種。ウイルスに感染しても発症するのは多くが40歳以降で、生涯発症率は約5%と低い。ただ、発症した場合の死亡率は高く、根本的な治療法が確立されていない。ウイルス感染は主に母乳を通じた母子感染で起こる。性交渉や輸血感染もあるが、輸血は1986年から全献血者の検査が始まり完全に遮断。全国の感染者、推定約108万人の約46%を九州・沖縄が占める。長崎、鹿児島、宮崎各県などが抗体検査の公費負担をしているが、感染対策には自治体間で差がある。2008年の人口動態統計によると国内の白血病による死亡者は計7675人、ATLで1048人が亡くなっている。

(2010年3月8日掲載)


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