西日本新聞

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養殖フグホルマリン問題

 今年4月、養殖フグ生産量日本一の長崎県で、6割のトラフグ養殖業者が、フグに付着する寄生虫駆除のため、水産庁から使用禁止の通達を受けていたホルマリンを使っていたことが発覚。同庁の要請に基づき各県が聞き取り調査したところ、熊本、大分両県でも一部の業者が1、2年前まで使用していたことを認め、熊本県では1業者が漁業法違反の疑いで書類送検される事件に発展した。長崎県はホルマリンの残留検査を行い、専門家による「健康上問題ないレベル」との評価を受けて出荷を決定。熊本、大分両県は、今年の養殖フグについて「ホルマリン使用はなかった」との見解を示し、関係した九州の3県すべてが事実上の「安全宣言」を出した。ホルマリンは今年7月、薬事法で正式に使用が禁じられた。

(2003年10月5日掲載)


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