西日本新聞

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枯れ葉剤

 ベトナム戦争中、米軍は、南ベトナム解放勢力が潜むジャングルを枯らす目的で、農薬の枯れ葉剤約7000万リットル以上を空中散布した。猛毒のダイオキシン類が含まれており、被害者の会によると、散布地域では、流産や死産、奇形や障害のある赤ちゃんの出産やがんが多発。直接暴露したり、散布地域に入ったりしたのは約480万人。現存する被害者は推計300万人。ベトナム政府は症状や家族状況などから被害者を認定。症状に応じて給付金を支給している。

(2008年3月3日掲載)

 猛毒ダイオキシンを含んだ除草剤。米軍はベトナム戦争中の1961年から約10年間、密林を拠点に抵抗を続ける南ベトナム解放民族戦線への対策として、密林を枯らす目的で空中から散布した。米コロンビア大などによると、同戦争でまかれた枯れ葉剤に含まれるダイオキシン総量は最大366キロ。ダイオキシンは自然界では分解しにくく、発がん性や、生殖器官などに悪影響を与える内分泌かく乱化学物質(環境ホルモン)としての有害性が指摘される。散布地域ではがんや先天性異常児、流産、死産などが多発。帰還兵にも被害が出ている。

(2007年7月9日掲載)


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