西日本新聞

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陸山会事件

 2004年10月に陸山会が取得した秘書寮用地の購入費をめぐり一連の収支報告書に虚偽記入があったとして、東京地検特捜部は10年1月、石川知裕衆院議員ら小沢一郎民主党元代表の元秘書3人を逮捕、後に政治資金規正法違反罪で起訴した(一審有罪、控訴)。元代表は嫌疑不十分で不起訴となったが、東京第5検察審査会は元秘書と共謀があったと判断。2度の議決を経て、検察官役の指定弁護士が昨年1月に強制起訴した。

(2012年4月26日掲載)

 2004年10月に陸山会が取得した秘書寮用地の購入費をめぐり一連の収支報告書に虚偽記入があったとして、東京地検特捜部は10年1月、石川知裕衆院議員ら小沢一郎民主党元代表の元秘書3人を逮捕、後に政治資金規正法違反罪で起訴した(一審有罪、控訴)。元代表は不起訴となったが、検察審査会は元秘書と共謀があったと判断。2度の議決を経て、検察官役の指定弁護士が昨年1月に強制起訴した。自らが貸し付けた4億円を04年分報告書に記載せず、04年分に載せるべき土地取得費約3億5千万円を05年分に記入したとする起訴内容。

(2012年4月22日掲載)

 2004年10月、陸山会が東京都世田谷区に秘書寮用地約476平方メートルを取得。購入費をめぐる一連の収支報告書について、小沢一郎民主党元代表からの借入金4億円を記載しなかったなどとして、東京地検特捜部は10年1月、石川知裕衆院議員ら元秘書3人を逮捕、後に政治資金規正法違反罪で起訴した。元代表は嫌疑不十分で不起訴となったが、東京第5検察審査会は9月、共謀があったと判断し起訴すべきと議決。検察官役の指定弁護士が今年1月に強制起訴した。石川議員ら3人は先月、東京地裁で有罪判決を受け控訴。元代表との共謀は起訴内容に含まれず、審理されていない。

(2011年10月7日掲載)

 2004年10月、陸山会が東京都世田谷区に秘書寮用地約476平方メートルを取得。購入費をめぐる一連の収支報告書について、小沢一郎民主党元代表からの借入金4億円を記載しなかったなどとして、東京地検特捜部は10年1月、石川知裕衆院議員ら元秘書3人を逮捕、後に政治資金規正法違反罪で起訴した。元代表は嫌疑不十分で不起訴となったが、東京第5検察審査会は9月、共謀があったと判断し起訴すべきと議決。検察官役の指定弁護士が今年1月に強制起訴した。石川議員ら3人は先月、東京地裁で有罪判決を受け控訴。元代表との共謀は起訴内容に含まれず、審理されていない。

(2011年10月6日掲載)

 2004年10月、陸山会が東京都世田谷区に秘書寮用地約476平方メートルを取得。購入費をめぐる一連の収支報告書について、小沢一郎民主党元代表からの借入金4億円を記載しなかったなどとして、東京地検特捜部は10年1月、石川知裕衆院議員ら元秘書3人を逮捕、後に政治資金規正法違反罪で起訴した。元代表は嫌疑不十分で不起訴となったが、東京第5検察審査会は9月、共謀があったと判断し起訴すべきだと議決。検察官役の指定弁護士が今年1月に強制起訴した。

(2011年9月27日掲載)

 2004年10月、陸山会が東京都世田谷区に秘書寮用地約476平方メートルを取得。購入費をめぐる一連の収支報告書について、小沢一郎民主党元代表からの借入金4億円を記載しなかったなどとして、東京地検特捜部は10年1月、石川知裕衆院議員ら元秘書3人を逮捕、後に政治資金規正法違反罪で起訴した。元代表は嫌疑不十分で不起訴となったが、東京第5検察審査会は9月、共謀があったと判断し起訴すべきだと議決。検察官役の指定弁護士が今年1月に強制起訴した。

(2011年9月26日掲載)

 2004年10月、陸山会が東京都世田谷区で秘書寮用地約476平方メートルを購入。購入費をめぐる一連の収支報告書について、小沢一郎民主党元代表からの借入金4億円を記載しなかったなどとして、東京地検特捜部は10年1月、石川知裕衆院議員ら元秘書3人を逮捕、後に政治資金規正法違反の罪で起訴した。元代表は嫌疑不十分で不起訴となったが、東京第5検察審査会は9月、元秘書3人と共謀したと判断し、起訴すべきだと議決。検察官役の指定弁護士が今年1月に同罪で強制起訴した。

(2011年6月5日掲載)

 小沢一郎民主党元代表の資金管理団体「陸山会」は2004年10月、東京都世田谷区に秘書寮用地として土地約476平方メートルを購入。購入費に充てられた小沢元代表からの借入金4億円を04年分収支報告書に記載しなかったなどとして、東京地検特捜部は10年1月、政治資金規正法違反容疑で石川知裕衆院議員ら元秘書3人を逮捕、後に起訴した。小沢元代表は嫌疑不十分で不起訴となったが、東京第5検察審査会は同9月、元秘書3人と共謀したと判断し、起訴すべきだと議決。東京地裁から選任された検察官役の指定弁護士が11年1月31日に規正法違反の罪で在宅起訴した。

(2011年2月7日掲載)

 小沢一郎民主党幹事長の資金管理団体「陸山会」は2004年10月、秘書寮の建設用地として東京都世田谷区の土地476平方メートルを購入。東京地検特捜部は今年1月、購入費に充てるため小沢氏から借り入れた4億円などを収支報告書に記入しなかったなどとして、政治資金規正法違反容疑で石川知裕衆院議員ら元秘書3人を逮捕、その後起訴した。共犯として告発されていた小沢氏は不起訴となったが、04―05年分報告書をめぐって申し立てを受けた東京第5検察審査会が4月27日、起訴相当と議決。07年分については、審査員11人の顔触れが全く異なる東京第1検察審査会にかかっている。

(2010年5月13日掲載)

小沢氏 復権へ加速 陸山会事件 無罪 満足げに一礼 指定弁護士 天仰ぐ

(2012年4月26日掲載)

 結論は無罪でも、疑念は残った。強制起訴から1年3カ月。陸山会事件で26日、東京地裁の判決主文に小沢一郎民主党元代表(69)は満足げに一礼。法廷で「秘書任せ」と主張してきた元代表だが、巨額資金の簿外処理について「報告、了承」が認定されるとこわばった表情に。有権者からは「納得できない」との声も上がる中、復権への動きが加速するのか。判決は捜査手法も厳しく批判、検察は汚点を残した。

 体のこわばりを解くように、ほっと小さく息を吐いた。小沢元代表に無罪を言い渡した26日の東京地裁判決。理由を朗読する裁判長の言葉はもう耳に入らないのか、放心したように宙を見つめ続けた。しかし、これまでの「潔白」の主張が覆された部分では表情が一変。検察官役の指定弁護士は何度も天を仰いだ。

 元代表は、ダークスーツにピンク色のネクタイ姿で午前9時半ごろ、弁護団とともに地裁へ。玄関前では、守衛に軽く手を上げ、主任弁護人の弘中惇一郎弁護士と笑顔で言葉を交わす場面も。

 午前10時開廷。

 「それでは判決を宣告します。被告人は前に出てください」

 大善文男裁判長に促され、証言台の前に。「剛腕」と言われた政治家も、時折体を小刻みに揺らした。重圧なのか。

 間をおかず、裁判長の声が響く。

 「被告人は無罪」

 結果を確かめるように満足げに小さくうなずき、裁判長に頭を下げた。弁護団席では「よしっ」との声とともに笑顔が浮かぶ。

 裁判長が主文を繰り返す。

 「無罪。分かりましたね」

 大きくうなずき、先ほどより深く一礼した。

 理由の朗読が始まる。うつむきがちに前を向き、頻繁にまばたきする元代表。裁判長の方を見ず、視線は宙に浮いたまま。心はどこにあるのか。

 「事実に反する捜査報告書が作成された原因究明は、検察庁で十分調査されることが相当」

 判決が検察捜査を批判しても、うなずきもしない。だが、判決が、元秘書との関係に入ると表情がこわばった。

 「秘書が、被告の意向に反する事務処理をすることはできない」「収支報告書を一度も見たことがないという供述は信用できない」

 元代表のこれまでの「秘書とは信頼関係」「潔白」との主張を覆す認定が続く。
 午後0時26分。裁判長が「被告人」と呼び掛けた。犯罪の証明がないことを伝えられると、座ったまま深く頭を下げた。顔には疲れもにじむ。

 言い渡しの間、弘中弁護士は手元のファイルにペンを走らせる。一方、指定弁護士は天を仰いだり、傍聴席に目を向けたりと落ち着かない。メモを取ることもなく、不満そうに腕を組んだ。

 昨年10月の初公判で小沢元代表は「社会的に抹殺する暗殺」と検察捜査を批判。一方、初公判の夜には尿管結石で緊急搬送された。側近の議員に「裁判は本当に大変だ。かなわんよ」とたびたび愚痴をこぼし不安な心境をのぞかせることもあった。

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