西日本新聞

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チェルノブイリ原発事故

 1986年4月26日、旧ソ連ウクライナ共和国(現ウクライナ)のチェルノブイリ原発4号機が試験運転中に爆発。隣接するベラルーシやロシア、欧州など広範囲が放射性物質で汚染された。半径30キロ圏内の市民が強制避難させられたほか、被ばくの危険を冒して事故処理に当たった多数の作業員に急性放射線障害が相次いだ。事故影響による死者は数千―数十万人と諸説ある。同原発は黒鉛減速軽水冷却炉で、日本で一般的な軽水炉とは異なる。2000年に閉鎖されたが、放射性物質を封じ込める「石棺」が老朽化し、新たな工事が必要とされる。

(2011年4月26日掲載)

 1986年4月26日、旧ソ連ウクライナ共和国(現ウクライナ)北部のチェルノブイリ原発4号機が試験中に爆発し、火災が発生。隣接するベラルーシやロシア、欧州の約20万平方キロが放射性物質セシウム137による汚染地域となり、日本でも微量が観測された。強制避難の対象となった半径30キロ圏内も含め、約33万人が移住を余儀なくされた。被ばくの危険を冒して事故処理に当たった作業員らは計約60万人に上り、急性放射線障害の死亡も相次いだ。周辺では小児甲状腺がんなどが多発。事故の影響による死者数は数千人から数十万人まで諸説ある。同原発は日本のものと構造が違い、低出力の稼働が不安定な黒鉛減速軽水冷却炉で、2000年に完全閉鎖されたが、放射性物質を封じ込めるため造られた「石棺」が老朽化し、新たな工事が必要になっている。

(2011年3月23日掲載)

 1986年4月26日、旧ソ連・ウクライナのチェルノブイリ原子力発電所4号機の原子炉が試験運転中に爆発。建物が大破し大量の放射能が大気中に飛散、欧州全域を汚染した。事故直後に情報が公開されず十分な防護対策がとられなかったため、多くの周辺地域住民が被ばくし、小児甲状腺がんなどの発生が確認されている。長期的な観点から死者数は数百人とも数十万人とも言われるが、実数ははっきりしていない。原発は国際社会の圧力を受け2000年12月に完全閉鎖された。

(2010年8月21日掲載)

 1986年4月26日未明、ウクライナ北部のチェルノブイリ原発4号機=黒鉛減速軽水冷却炉(RBMK)=が爆発炎上、隣接するベラルーシやロシア、欧州の20万平方キロメートル以上が放射性物質で汚染された。半径30キロ圏内の市民が強制避難させられ、原発職員や事故処理作業員の計47人が急性放射線障害で死亡、昨年9月の発表では、甲状腺がんで9人の子供が死亡した。事故の原因は、発電実験をするために原子炉の安全装置を解除するなどした運転員の不適切な操作と、低出力領域で出力が急上昇しやすい設計上の欠陥とが複合したこととされている。

(2006年4月24日掲載)

 1986年4月26日、旧ソ連(現ウクライナ)のチェルノブイリ原発4号機の試験運転中に原子炉が爆発。建物が大破し、大量の放射能が大気中に飛散、欧州全域を汚染した。周辺地域で小児甲状腺がんなどの発生が確認されている。市民団体の独自調査では数十万人が死亡したとの説もあるが、事故の影響で死亡した人の実数ははっきりしていない。原発は国際社会の圧力を受け2000年12月に完全閉鎖された。

(2003年4月27日掲載)


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