西日本新聞

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ドミニカ移民訴訟

 政府は1956年から59年にかけ「カリブ海の楽園」をキャッチフレーズにドミニカ共和国への移住者を募集、約250家族1300人が移住した。広大な農地の無償分配が目玉だったが、約束通りの土地はもらえず、配分地は農耕に適さない土地だったり所有権が認められないなど「戦後移民史上、最悪のケース」とされる。政府は61―63年に集団帰国や南米への再移住の措置をとったが、50家族余りが残留した。「政府にだまされ、棄民扱いされたりした」として残留移民らは2000年以降、国に約31億円の損害賠償を求め提訴。東京地裁は6月の判決で国の損害賠償責任を認めたが、提訴が遅く除斥期間を経過したとして、請求自体は棄却した。移民側が控訴していた。

(2006年7月22日掲載)


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