
集積回路(IC)とアンテナで構成。ラベルやカードなど多様な形状で使用できる上、電源不要で、複製・偽造が困難。IC内のデータは数メートルの範囲内であれば電波で交信可能で、汚れやほこりにも強い。仕様次第では大容量データを記憶させることもでき、政府が開発するタイプは3―5ミリ角のICの周りにアンテナが付きボタン大となりそう。
(2004年7月31日掲載)
電子荷札。バーコードのような記号ではなく、集積回路(IC)に記録した固有のID(識別番号)でさまざまなモノを管理する。無線通信でIDの読み取りが可能なICタグを書籍につければ、例えば段ボール箱内の本を箱から出さずに在庫として一括登録できるなど、1冊ずつの登録に比べ省力化が図れる。 鉄道会社やタクシー会社などがシステムを導入すれば、電車やタクシー内に物を置き忘れても、保管場所を持ち主に電子メールで通知したり、有料で自宅まで配達してもらうといったサービスが可能になりそう。総務省の研究会の中間報告は、ICタグによる経済効果が2010年に最大31兆円に達するとしている。
(2003年12月5日掲載)
ゴマ粒程度に超小型化した集積回路(IC)に商品名や顧客情報などを書き込み、無線で読み取る仕組み。製品データや物流経路を瞬時に把握できる上、何回でも書き込み可能で、電子荷札と呼ばれている。書籍などに付け、万引防止や在庫管理への応用が検討されている。バーコードに代わる次世代の商品管理手段として、成長が期待されるため開発競争も激しく、東京に本部を置く「ユビキタスIDセンター」と、米マサチューセッツ工科大(MIT)が中心の「オートIDセンター」の2種類の規格がある。
(2003年8月16日掲載)
極小の集積回路(IC)チップを、商品などに付けて使うのがICタグ。固有の識別情報(ID)を埋め込むことが可能。大量の在庫管理のほか、個人のIDカードに付け、本人確認や建物の入退出のチェックなどに使うことができる。BR> 二〇〇五年に開催される日本国際博覧会(愛知万博)の入場券に、日立製作所のICタグが埋め込まれることが決まっており、活用範囲が徐々に拡大しつつある。BR> 経済産業省は、既にICタグに使う数字の記録コードについて規格を決定したが、ユビキタスIDセンターは技術的な標準規格を決定した。海外では、欧米企業中心の「オートIDセンター」(米国)も規格づくりを進めている。
(2003年6月24日掲載)
集積回路(IC)チップを超小型、薄型化して商品に装着、記憶させた情報を無線で読み取る仕組み。JRの非接触型ICカード「Suica」や、住民基本台帳ネットワークカードにも、同じ仕組みが使われている。 物流や顧客管理などだけでなく、迷子防止など幅広い応用分野が期待されている。いつでも、どこでも、何でも通信ネットワークにつながる「ユビキタス社会」の実現には、ICタグの普及が不可欠とされる。
(2003年5月12日掲載)



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