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脳脊髄液減少症

 体への衝撃で、脳と脊髄を循環する脳脊髄液が漏れて脳の位置が下がり、激しい頭痛や目まい、吐き気のほか、首や背中の痛み、うつなどさまざまな症状が表れる。せきや尻もちなど、軽い衝撃で発症することもあるとされるが、外傷がないため、周囲や医師に見過ごされるケースが多い。主な治療法に患者本人の血液を注射し、髄液が漏れた部分を血液凝固でふさぐ「ブラッドパッチ療法」があるが、患者会によると、1回の費用は30万―50万円。保険の適用外で全額が患者負担になるという。県教委が昨年末に県内すべての公立小、中、高校に対して行った実態調査では、少なくとも34人に症状があることが分かっている。

(2012年2月15日掲載)

 脳と脊髄を循環する脳脊髄液が漏れ、激しい頭痛や嘔吐(おうと)、目まい、倦怠(けんたい)、記憶力の低下などを引き起こす。身体への衝撃で脊椎(せきつい)の硬膜が破れることが原因とされ、交通事故のような大きな衝撃だけでなく、せきや尻もちで発症することもある。特定非営利活動法人(NPO法人)「脳脊髄液減少症患者・家族支援協会」(和歌山県)によると、病態などに未解明な部分が多く、慢性頭痛やうつ病などと正確な診断がなされずに治療されてきた例も少なくない。

(2009年12月12日掲載)

 脳と脊髄(せきずい)を循環する脳脊髄液が漏れ、激しい頭痛や吐き気を引き起こす。体への衝撃で脊椎(せきつい)の硬膜が破れるのが原因とされる。近年、交通事故との関係が注目されるようになった。だが、尻もちやせきなどで発症する例もある。国内の患者は数十万人といわれ、厚生労働省は昨年、診断基準づくりなどを行う研究班を発足させている。

(2008年5月18日掲載)


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