定期昇給
年齢や勤続年数を重ねるごとに、社員の本給を上げる賃金改定の仕組み。年功序列的な制度で、1年たつと一つ上の先輩の現在の賃金に並ぶことになる。定昇を凍結すると、賃金上昇の時期が遅れた分だけ生涯賃金が減るため、実質的な賃下げになる。賃金水準全体を底上げするベースアップ(ベア)とともに春闘の焦点となることが多い。
(2010年3月18日掲載)
年齢や勤続年数を重ねるごとに、賃金の一定額が自動的に増える仕組み。年功序列的な制度で、グラフにすると右肩上がりのカーブを描く。定昇の凍結は実質的には、一時的賃下げを意味する。これとは別に、定昇に上積みされる賃金水準全体の底上げは「ベースアップ(ベア)」と呼ばれ、賃金の引き上げは定昇とベアで構成される。
(2009年3月18日掲載)
賃金のうち、年齢や勤続年数によって毎年自動的に上がる部分で、右肩上がりの年功賃金制度の基本的な要素。賃金水準そのものの底上げを目指すベースアップ(ベア)とは別のもの。経営側は国際競争に打ち勝つため、ベア見送りに加えて、定昇の圧縮や廃止などに踏み込んで人件費を抑制したい考えで、2003年春闘の最大の焦点になっている。 富士通や松下電器産業などは組合側に定昇見直しを提案する方針のほか、ホンダや中部電力は定昇そのものの廃止を決めた。電機連合など組合側は生活を下支えするものとして定昇維持を求める姿勢だが、守勢に立たされている。
(2003年2月13日掲載)