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八ツ場ダム

 群馬県長野原町の利根川支流・吾妻川で国が計画する多目的ダム。総貯水量1億750万トンで、1952年に調査着手。水没予定地の住民は激しい反対運動の後、代替地移転を受け入れた。2009年9月、政権交代で国土交通相に就任した前原誠司氏が建設中止を表明したが、地元の反発を受け、後任の馬淵澄夫氏は事実上撤回。事業を検証した国交省関東地方整備局は今年11月、「継続が妥当」と報告し、前田武志国交相は民主党内の議論も踏まえて建設の是非を判断する考えを示していた。

(2011年12月23日掲載)

 群馬県長野原町で、利根川の支流の吾妻川に計画されている多目的ダム。1952年に構想が発表され67年事業着手。基本計画は事業費の増額や工期の延長などで3回変更され、総事業費約4600億円の約7割が執行済み。総貯水量は川辺川ダムの約35倍の1億750立方メートルで完成後は群馬県を含む首都圏の水がめとなる。反対派グループは「首都圏の水需要は頭打ちの上、総事業費はさらに膨らむ可能性が高い」として、1都5県の負担金支出差し止めを求める六つの住民訴訟を起こした。このうち判決が出た東京、前橋、水戸地裁ではいずれも自治体が勝訴している。

(2009年8月25日掲載)


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