ワードBOX

新聞記事に使われた語彙(ごい)を説明した新聞用語ひと口メモ。このページでは新聞に掲載されたワードBOXとその関連記事をピックアップして紹介します。

最近のワードBOX

保全命令(2003年02月26日更新)

 会社更生法を申請した会社に対する取り立てなどを防ぐため、裁判所が経営破たんした会社の財産を一時的に凍結する措置。保全命令を受けた会社は(1)債務の弁済(2)財産の処分(3)新たな借り入れ―ができな...

一の町遺跡(2003年02月26日更新)

 福岡市に隣接する志摩町の中心部の丘陵地にある弥生時代の遺跡で、推定規模は約7万平方メートル。これまでに、大陸との交易品の青銅鏡なども出土しており、玄界灘をはさんだ対外交流をうかがわせる。「翰苑」には「伊都に届(いた)り、傍(かたわら)、斯馬に連なる」との記述がある。古代、糸島半島で栄えた「伊都国」と境を接した「斯馬国」の拠点集落との見方が強まっている。 

コビクタ開発(2003年02月26日更新)

 1987年にガス田を発見。92年にロシア資本のチュメニ石油や地元のイルクーツク州、英国際石油資本(メジャー)のBPなどが、開発会社「ロシアン・ペトロリアム」を設立し、ロシア、中国、韓国の各政府が後押しする戦略プロジェクトとなった。確認埋蔵量は8億4千万トンで、韓国は08年にも輸入を開始、将来は年間7百万トンの輸入を見込む。パイプラインの長さは事業化調査が決まった両ルートとも4千キロを超える。

シルクワーム(2003年02月25日更新)

 中国製対艦ミサイル。重さ約2トン、射程は100キロ前後とされる。当初の2型がカイコ(英語でシルクワーム)のようなずんぐり形だったことから米国が名付けた。北朝鮮は1994年5月から6月にかけ、改良型シルクワームの発射実験を実施した。2型は北朝鮮のほか、アラブ諸国などに輸出され、80年代のイラン・イラク戦争ではイランが使用、91年の湾岸戦争ではイラク軍が多国籍軍艦艇に向け発射した。

日本沙漠緑化実践協会(2003年02月24日更新)

 1991年に遠山正瑛・鳥取大名誉教授(96)が会長となって創設。2000年末からは長男で、鳥取大助教授の柾雄氏(64)が理事長に就任し、実質的な代表となった。ボランティア活動で300万本以上を中国の砂漠に植林、外務大臣表彰や吉川英治文化賞などを受けたほか、マスコミや学校教科書でも国際貢献の好例として取り上げられている。

ヘリコバクター ピロリ菌(2003年02月24日更新)

 1980年代に胃の中で発見された細菌。べん毛を動かして移動し胃粘膜の下層に潜り込むほか、体内の酵素を使ってアンモニアを作り、胃酸を中和して身を守る。胃炎や消化器かいよう、さらには胃がんの原因になるとされている。

入学前納金返還訴訟(2003年02月24日更新)

 「入学を辞退したのに、納めた授業料などが戻ってこないのは消費者契約法に反し、学校の不当利得にあたる」などとして、元受験生らが私大を相手に起こした訴訟。昨年6月の大阪地裁への提訴を皮切りに東京、横浜地裁などで計295人が96学校法人に返還を求めている。入学金を除く納付金の返還で和解したケースもあるが、大半の大学は「入学金は、入学の予約金的性格を持つ」と主張している。

北朝鮮への帰国事業(2003年02月23日更新)

 戦前に徴用された在日朝鮮人らが戦後、国交のない北朝鮮への帰還を望んだため、1959年2月の閣議了解に基づき、同年12月から84年にかけて約9万3千人が船で北朝鮮に渡った。日朝両赤十字の共同事業で...

西尾私案(2003年02月23日更新)

 政府の地方制度調査会の西尾勝副会長(国際基督教大学教授)が昨年11月、今後の基礎的自治体のあり方に関する「議論のたたき台」として公表した。「少なくとも現在の市程度の事務を処理できる体制が必要」と...

電源開発基本計画(2003年02月22日更新)

 戦後の電力不足を解消するため、1952年に施行された電源開発促進法に基づき、制度を創設。電力の需給見通しに応じて計画的に発電所を建設する上で重要な役割を果たした。発電所の新設が計画に組み入れられ...

スギ花粉症(2003年02月22日更新)

 体を異物から防御する免疫システムがスギ花粉に対し過剰に反応し、抗体やヒスタミンなど種々の物質の作用で鼻水やくしゃみ、頭痛などの症状を起こす。患者は、国民の1割を超え、都市では2割以上とのデータがある。抗ヒスタミン剤などの対症療法のほか、花粉エキスなどを注射して体を慣らす減感作療法が根本的な治療法とされるが、効くまでに長期間かかり、副作用が出るケースもある。

ワイワイカード(2003年02月22日更新)

 ワイワイカードをJR駅の自動改札機に通した際、よかネットカード(福岡市営地下鉄、西鉄電車・バス共通カード)や、えふカード(同地下鉄専用カード)などと同様、カードの裏面に使用日時や乗車区間、残高が...

情願制度(2003年02月22日更新)

 刑務所の被収容者らが収容先での処置に不服があるとき、法相らに申し立てができる制度。監獄法第七条に定める。同法施行規則は、在監者が法相に提出する情願書は在監者本人に封をさせ、監獄官吏はこれを披閲(...

ノリ養殖の漁業権(2003年02月22日更新)

 国や都道府県が策定する漁場計画で設定した漁場を使用する権利。5年に1度更新される。ノリ養殖の権利は「区画漁業権」と呼ばれ、福岡県では同県有明海漁連が一括して免許取得し、一つの漁場をさらに分割して傘下の漁協に配分する。各漁協が小間(コマ)と呼ばれる1区画(約650平方メートル)ごとの「行使料」を独自に決め、小間を割り当てられた組合員から徴収する。

多年度税収中立(2003年02月21日更新)

 政府が税制改正をする際、複数年度にわたって同規模の減税と増税を組み合わせる手法。不況対策として先行的に減税を実施して景気を下支えする一方、減税による減収分を埋めるために後の増税で財政悪化も避ける...

97年のH5N1感染(2003年02月21日更新)

 鳥にしか感染しなかったA型インフルエンザウイルス(H5N1)が、香港の病院で97年5月に死亡した3歳の男児から検出された。その後も年末にかけて患者の発生は続き、感染者18人、死者は6人に上った。いずれも生きた鶏から直接感染した可能性が高いと判断され、香港政府は市場などの鶏約150万羽を処分し、流行は終息した。

仏・アフリカ首脳会議(2003年02月21日更新)

 フランスとアフリカ諸国の関係強化を目的に1973年、当時のポンピドー・フランス大統領が第1回会合をパリで開催。当初はフランスと旧植民地各国のサミットだったが、その後参加国が徐々に拡大し、現在はアフリカ連合(AU)加盟53カ国とフランスが毎年開いている。22回目の今回はソマリアを除く52カ国が参加。

ごみ固形化燃料(RDF)発電所(2003年02月20日更新)

 大牟田市の三井三池鉱の貯炭場跡を造成した「大牟田エコタウン」に建設。福岡、熊本両県の28市町村から持ち込まれる日量平均272トンのごみ固形化燃料(RDF)を燃やして発電(出力2万600キロワット...

白タク(2003年02月20日更新)

 道路運送法で禁じられている一般車両(白ナンバー)を使ってのタクシー事業を「白タク」と呼ぶ。タクシー会社には一般車両よりも車検の有効期間が短い営業車(緑ナンバー)の使用を義務付けている。メディスの...

ハイテク犯罪(2003年02月20日更新)

 コンピューターやインターネットを悪用した犯罪。警察庁は(1)オークション詐欺や脅迫メールなどネットワークを利用した犯罪行為(2)他人のIDやパスワードを入力したり、システムの不備(セキュリティーホール)を攻撃するなどの手口で、コンピューターに侵入する(不正アクセス)(3)コンピューターや電磁的記録を対象に、破壊したり不正な情報を記録させる―の3つに分類している。

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