若田さん 宇宙の魅力案内 10月1日オープンの福岡市科学館 プラネタリウムの番組に登場

開館記念特別番組「スペースフロンティア」は、将来の火星有人探査飛行を疑似体験できる(福岡市提供)
開館記念特別展では、宇宙飛行士若田光一さんが宇宙から撮影した高画質映像を楽しめる(福岡市提供)

 福岡市は10月1日にオープンする市科学館(中央区六本松)のプラネタリウム「ドームシアター」第1弾として、九州大出身の宇宙飛行士若田光一さんが宇宙の魅力を案内する特別番組「スペースフロンティア」を放映することを決めた。さらに開館記念特別展では、若田さんが国際宇宙ステーション(ISS)から撮影した福岡や九州全体の4K高画質映像などを紹介する。市は「子どもから大人まで宇宙に対する興味が深まるイベントを仕掛けていきたい」としている。

 九州最大級の直径25メートルを誇るドームシアター(建物6階)で放映する「スペースフロンティア」では、若田さんが宇宙開発の歴史や宇宙飛行士の活動を紹介し、2030年代半ばを目標とする火星の有人探査飛行を美しい映像で「先取り疑似体験」する。星座の解説と合わせた約45分間のプログラムで、来年1月末までの予定。

 建物の3階、約550平方メートルの企画展示室で始める開館記念特別展「宇宙なひと」(来年1月21日まで)は、宇宙飛行士のISSでの様子を宇宙航空研究開発機構(JAXA)提供のレプリカ宇宙服とともに再現し、火星で活動した無人探査車「キュリオシティー」の実物大模型や南極で採取された隕石(いんせき)も展示する。

 10月14日には午後5時と午後7時半の2回、ドームシアターで、福岡出身の歌手手嶌葵さんのスペシャルイベントを開く。手嶌さんがナレーションを務めるプラネタリウム番組「宇宙の旅人」を上映し、星空の映像をバックに、手嶌さんがライブとトークショーを披露する。

 また、10月1日には午後1時半から、名誉館長に就任する若田さんの開館記念講演会を中央区天神の天神スカイホール・メインホールで予定。定員600人で参加無料。希望者は往復はがきに、郵便番号▽住所▽名前(ふりがな)▽年齢▽電話番号▽参加人数(1通につき2人まで)を記入し、8月15日以降に郵送で申し込む。宛先は、〒810-0001、福岡市中央区天神1-4-1、西日本新聞会館13階、西日本新聞イベントサービス内、「福岡市科学館 開館記念講演会」事務局。

 開館記念イベントの問い合わせは、市青少年施設検討担当=092(711)4482。

=2017/08/03付 西日本新聞朝刊=