ソフトBサファテ今季絶望的 右股関節手術、岩崎に続き大きすぎる痛手

17日の試合前、別メニューで練習中、厳しい表情を見せるサファテ。この日が最後の練習参加となった
今季も守護神として活躍が期待されていたサファテ

■米でリハビリ

 福岡ソフトバンクのデニス・サファテ投手(37)が右股関節の手術を受けたことが27日、分かった。右股関節の張りで18日に出場選手登録を抹消され、20日に米国へ帰国。現地で磁気共鳴画像装置(MRI)検査などを受け、手術に踏み切った。全治期間などは明らかになっていないが、過去に手術を受けた選手の例からも今季中の復帰は絶望的。チームは絶対的守護神不在で連覇を目指すことになる。

■4年連続60戦超登板

 絶対的守護神の今季中の復帰が絶望的になった。20日に米国へ帰国したサファテはいったんアリゾナ州の自宅に戻り、その後、コロラド州の病院でMRI検査を受けた。そして医師などと相談し、球団とも協議した上で手術を決意。27日までに右股関節にメスを入れた。手術は無事に成功。今後は米国でリハビリに専念するが、今季中にマウンドへ戻ることは極めて難しい状況となった。

 サファテは昨季まで4年連続で60試合以上に登板してホークスを支えてきた。昨季は自己最多の66試合に投げ、日本新記録の54セーブ。DeNAとの日本シリーズ第6戦で来日後最長の3回を投げて日本一を決める勝利に貢献し、レギュラーシーズンと日本シリーズでともにMVPに輝いた。

 だが今季2試合目の登板となった7日の楽天戦で右股関節に異変を感じたという。今季初の連投に臨んだ翌8日の同カードでは2安打2四球などで1点差に詰められ、最後も2死満塁のピンチを招いたが3セーブ目をマーク。10日の試合前には全体練習に参加せず、福岡市内の病院でMRI検査を受けていた。

 その後も3試合に登板したが、15日のロッテ戦で一時勝ち越しを許すなど不安をのぞかせ、首脳陣とも協議の上、18日に出場選手登録を抹消された。その際、米大リーグ通算696本塁打のアレックス・ロドリゲスら多くのメジャーリーガーを診察した医師のセカンドオピニオンを米国で受けることを明言。20日に福岡を離れる際には「医師の意見を聞きながら、何がベストなのかというのを考えてから。手術の可能性があるかと聞かれれば、それは可能性としてはあると思います」と話していた。

 全治に要する期間などは明らかになっていない。ヤンキース時代の2013年1月に左股関節の手術を受けたロドリゲスは全治6カ月と診断され、同年8月にメジャーの試合に復帰。15年10月に右股関節にメスを入れた杉内(巨人)は3軍戦で実戦復帰するまで約9カ月を要した。症状などの違いはあるとはいえ、過去の例を見てもサファテが今季中に復帰できる可能性は極めて低い。

 本来なら8回を任される岩崎も右肘の手術を受けて前半戦の復帰は絶望的。サファテが今季戻ってこないとなれば、連続日本一を目指すチームにとってこれ以上ない痛手となる。

=2018/04/28付 西日本スポーツ=