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くらし

糖尿病薬で「ダイエット」に疑問

2022/08/01 17:15 (2022/08/13 20:52 更新)

【投稿】「メディカルダイエット」と称し、ダイエット用に糖尿病治療薬を販売する広告を交流サイト(SNS)上などで見ました。

美容外科などのクリニックがやっており、オンライン上で医師が診察した後、薬剤を処方するようです。利用者は自宅で自分で注射するのですが、薬には副作用もあります。糖尿病ではない健康な人が服用するのは危険だと思いますが。こうした行為は違法ではないのですか。注意喚起しなくてよいのでしょうか。

 

【あなたの特命取材班から】

国民生活センター(東京)によると、このような糖尿病治療薬をダイエット目的で処方する美容医療に関する相談が複数寄せられているそうです。
使われているのは「GLP―1受容体作動薬」と呼ばれる薬。私たちの体は、食べ物を口にすると小腸から分泌されるホルモンにより、インスリンの分泌を促進し、血糖値を下げる作用があります。この薬は、そのホルモンと同じ働きをするもので、国内では2型糖尿病患者の治療薬として承認されています。食欲を抑える働きもあることから、ダイエット目的で使用されることがあるようです。
多くの場合、利用者はクリニックのウェブサイトから申し込み、チャットやビデオ通話などオンラインで医師から診察を受けます。後日、薬剤や注射器が送られてきて、利用者が定期的に自己注射する方式です。自由診療のため、高額な代金が必要になるケースも目立ちます。

センターに寄せられた相談の中には「やせることはなく、胸焼けのような症状が続く」などの健康被害を訴える声もあり、注意を呼びかけています。

あなたはこのようなダイエット目的での糖尿病治療薬の使用について、どう思いますか。自分や周囲の人が同じような経験をしたことがありましたら、アンケートにご協力ください。(黒田加那)

寄稿者:福岡県内在住

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