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日本の防衛、九州・沖縄の「前線基地化」どう思いますか?【衆院選「選択」①】

2021/10/22 11:50 (2021/10/27 9:44 更新)

31日に投開票される4年ぶりの衆院選。西日本新聞では、歴代最長で「1強政治」と言われた安倍政権から、菅・岸田政権までの間、私たちの暮らしや地域がどう変わったのかを見つめる連載「選択」を掲載中です。みなさんのご意見も募集します。

<中国にらむ防衛「最前線」 奄美に強いられる覚悟>
鹿児島・奄美大島の海は青く輝いていた。亜熱帯植物が茂る山間部の道路沿いには黒や茶色の小豆ほどの大きさの固形物。「アマミノクロウサギのふんです」。歴史と自然を生かして黒米づくりなどに取り組む城村(じょうむら)典文さん(68)が説明する。今夏、島は多様で固有性の高い生態系が評価され世界自然遺産に登録された。

その島の南部に、約3年前に山を開くなどして設けられた陸上自衛隊瀬戸内分屯地。侵攻を企てる洋上の勢力を撃破するための地対艦ミサイルが並ぶ。島には、城村さんのように「ふさわしくない」と考える反対と、賛成が混在している。

九州の南方から奄美を経て、沖縄県の与那国島に至る島々は自衛隊の区分で「南西地域」と呼ばれる。過去10年間に陸・海・空の部隊や施設が次々と増強され、1万人が配置された。元陸将の山口昇国際大教授は言う。「長く防衛の空白地帯だった。今や最前線だ」――。

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【あなたの特命取材班から】

政府は中国の軍事的な脅威を念頭に、南西諸島を中心に離島防衛を強化しています。長崎県佐世保市には2018年、陸上自衛隊の離島防衛部隊「水陸機動団」が発足。有事の際にこの部隊を運ぶ陸自の輸送機「V22オスプレイ」を、佐賀空港そばに配備する準備も進められています。2019年度からは在日米軍再編の一環として航空自衛隊の築城基地(福岡県築上町など)と新田原基地(宮崎県新富町)に、弾薬庫などの米軍用施設を整備する事業も始まりました。新田原基地では短距離での離陸や垂直着陸が可能な最新鋭「ステルス戦闘機F35B」の配備も検討されています。

中国と地理的に近い九州・沖縄の前線基地化が一段と進んでいる状況を、あなたはどう考えますか。下記のコメント欄にご意見をお書きください。※コメント欄が表示されない方は、こちらのリンクをクリックしてください。


 

寄稿者:西日本新聞

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