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【衆院選】国民審査の投票時、スマホのメモの閲覧を制止された

2021/10/27 18:26 (2021/10/28 14:59 更新)

福岡市内で期日前投票した際、納得のいかないことを言われました。

最高裁判所裁判官の国民審査の投票をしようとしていたときです。私は投票の時に参考にするために、各裁判官の主要な裁判での判断を紹介する新聞記事にあったイラストを事前にスマートフォンで撮影していました。その画像データをスマホで見ようとしたところ、投票所の係員が「携帯電話は禁止です。しまってください」と注意してきました。


10月24日付の西日本新聞朝刊


「スマホに保存した記事画像を参照するため」と説明しても、係員は聞き入れてくれませんでした。政治家と違い、裁判官の名前と実績を一度に全ては覚えきれないため、そうしたのです。結局、裁判官11人について判断材料がなく、全員「×」としました。
投票所で、このような形でスマホを利用するのは本当にだめなのでしょうか。

【あなたの特命取材班から】

福岡市選挙管理委員会に問い合わせました。市選管は「一般論として、個人の判断材料として携帯電話を閲覧することは認められる」と回答しました。

公職選挙法は、投票の秩序や投票内容の秘密保持を乱す行為を禁じています。そのため、通話したり撮影したりする行為は控えるよう注意喚起しているそうです。

市選管は今回のケースについて「現場の事情を聞いていないので、係員に問題があったかどうか判断できない」としています。投票所で、スマホなど携帯電話の利用を認めるかどうかの権限は、係員に委ねられています。

今回のケースでは、スマホの使用目的を「記事を参照するため」と説明しており、通話や撮影目的ではなかったことから、係員の判断が行きすぎていた可能性があります。

【追記】

福岡市の弁護士の男性からも「市内の別の投票所で同様の対応をされた」と取材班に連絡がありました。スマホの画像を参考に最高裁判所裁判官の国民審査の投票をしようとしたところ、スマホを使わせてもらえなかったといいます。

この弁護士も福岡市選管に問い合わせ、選管から「個人の判断材料として携帯電話を閲覧することは認められる」と説明を受けたそうです。

弁護士は「慎重に取り扱ってほしい問題だ」と、市選管に対して、携帯電話の閲覧を認めることを現場の係員に周知徹底するよう求めたとのことです。(竹中謙輔)

寄稿者:福岡市在住

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