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医師・看護師の追試、やってほしいのに・・・

2022/01/24 19:13 (2022/04/13 23:48 更新)

【投稿】看護師です。医療現場にいる立場から、国に考え直してもらいたいことがあります。

2月中旬に実施される看護師の国家試験には追試がありません。医師も同様です。大学入試には追試の特例措置が設けられているのに、なぜでしょうか。

新型コロナウイルスの感染拡大で医療現場はひっ迫しており、医療従事者の確保は急務です。こんなご時世でも、医師や看護師を目指してくれた新人さんを、一人でも多く病院に迎え、現場を支えてほしいと心から願っています。是非とも、追試を行ってほしいです。

【あなたの特命取材班から】

医師や看護師、助産師、保健師、歯科医師などの国家試験の追試を設けてほしいといった要望は、コロナ禍の昨年からありました。

全国の医療機関でつくる全日本民主医療機関連合会(民医連)は1月20日、昨年に引き続き、追試験などの救済措置を求めて厚生労働省に要望しています。

コロナ感染で受験機会を失う学生らが出てしまう恐れがあるからです。さらに、試験会場は都市部に限られており、地方から受験に行く際に感染リスクが高くなることも指摘しました。看護試験については、九州だと福岡県が主な会場です。

民医連の要望に対し、厚労省は「本試験と同等の試験を短期間で作成するのは困難だ」と答えました。記者も厚労省に問い合わせ、投稿者の主張を担当者に伝えました。看護試験などについては「心身の不調を理由とした追試験は実施してこなかった」と、コロナ禍前からの前例を踏襲する考えを示しました。

2014年の看護試験では大雪のため、一部会場で追試験が行われたこともありました。この実例について記者も伝えましたが「繰り返しになるが(追試は)厳しい」とのこと。

この問題について、あなたの意見をアンケートでお聞かせください。当事者や身近な方で、困っている人はいませんでしょうか。

【厚労省が定める国家試験の対処方針】

新型コロナウイルス感染症に罹患(りかん)し、入院中、宿泊療養中または自宅療養中の受験者は、ほかの受験者への感染の恐れがあるため、受験を認めない。
濃厚接触者は、以下の要件を全て満たしている場合には感染対策を講じた上で受験を認める。

ア=初期スクリーニング(自治体のPCR検査など)の結果「陰性」であること

イ=受験当日も無症状であること

ウ=公共交通機関を利用せず、かつ、人が密集する場所を避けて試験場に行くこと

エ=終日、別室で受験すること

試験場入口(原則施設外)にて、サーモグラフィーカメラによる検温を実施し、37.5度以上の者は再度、接触型体温計により検温し、37.5度以上あった場合は、迅速抗原検査を実施。抗原検査の結果が「陽性」となった場合は、受験を認めない。「陰性」となった場合は、別室で受験させる。

厚労省の詳しい感染症の対処方針はこちら。(竹中謙輔)

寄稿者:看護師

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