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【追加・回答】「きたる」看板の問題点

2022/06/21 19:41 (2022/07/02 15:43 更新)

【投稿】福岡市のJR博多駅筑紫口付近の街路樹や電灯に「6月22日(水)午前10時 警固公園 麻生太郎来る!!」という看板が複数張られていました。

堂々と張ってあり、景観も損ねているように感じます。政治家や支援団体のモラルのなさ、行政の監督の甘さを残念に思います。政治家は治外法権なのだろうかと、とても恥ずかしい気持ちすらします。

法的に問題がないのでしょうか。行政に伝えても「個人の声だ」と相手されないと思い、小さな怒りをぶつけるつもりで、投稿しました。

【あなたの特命取材班から】(太文字部分は、6月23、24日追記しました)

同様の看板は6月21日、福岡市・天神地区で記者も確認しました。

22日は参院選の公示日です。自民党で麻生派の大家敏志氏も3選を目指し、参院福岡選挙区から立候補予定です。大家氏の事務所に聞くと、警固公園では22日午前10時から、大家氏が出陣式を開き、麻生氏が応援演説で訪れる予定です。看板は、この応援演説を告知するものでした。

選挙期間中に見かける電柱や街路樹に取り付けられた「〇月〇日 〇〇来る!」の看板は、通称「きたる看板」と呼ばれます。福岡県選挙管理委員会に確認したところ、「立候補者の名前や参院選などの文言がなければ、選挙用の看板とは見なせない」としています。これらの文言が含まれると選挙用となり、選挙ポスター掲示板など決められた場所以外に張ると、公職選挙法違反となります。

ただ、大家氏の事務所が認めるように、表現は当てはまらなくても、実態としては選挙目的なのは明らかで、「きたる看板」はグレーゾーンです。

一方で、選挙用と見なさない場合でも、道路法に基づき占用許可の相談を事前に行政へ行う必要があります。福岡市の担当課長は21日夕方の取材に「事前申請はなく、道路法違反となる。事務所に撤去をお願いする」と説明。その時点では「状況を確認してから、設置が疑われる関係者に連絡したい」と答えました。

取材班は、大家氏の事務所に確認しました。「われわれの事務所サイドが張ったかどうか、分からない。自民党福岡県連や麻生事務所にも連絡したが、『分からない』という回答だった」。では、誰が張ったのでしょうか―。そうあらためて質問すると、大家事務所の担当者は21日、「有志の方が張ったんじゃないか…」と答えました。

福岡市博多区役所によると、担当課が22日朝から、どこに何枚張ってあるかなど調査を始めました。担当課長は「担当者が状況把握に努めているうちに、午後1時ごろに看板の撤去が始まった。看板に連絡先がなかったので、関係者に連絡できなかった」と話していました。連絡先が書かれていなくても、自民党関係者が張った可能性があるのではないかと聞きましたが、同じ回答を繰り返すだけでした。

市中央区役所の担当課も調査し、区内で複数の看板があることを確認したと言います。自民党本部に問い合わせたところ、「(誰が設置したか)分からない」と回答したそうです。担当課長は「市役所の担当課長とも相談し、今後の対応を検討したい」と話しました。

一方の県選管は、「選挙用の看板と見なせないので、樹木などの管理者である福岡市に見解を聞いてほしい」という立場でした。

昨年11月の衆院選でも同様の問題提起があり、「きたる看板」の課題を指摘する記事を出しました。国政選挙があるたびに、選管は「選挙用とは言えない」と行政側に対応を委ね、任せられた行政側も中途半端な対応にとどまるのでしょうか。22日の大家氏の出陣式には、福岡市の高島宗一郎市長らも参加していました。(竹中謙輔)

寄稿者:福岡市在住

あなとくちゃん

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あなたの特命取材班


7月1日夜、日本共産党の看板もみられた=福岡市・天神



6月22日午後6時45分ごろも、看板は残っていた=福岡市・天神

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