危うい「生産性」 佐賀社説・コラム 2/4 12:08 大学時代はゼミでナチ党の政策などを学んだ。ナチは働けず「生産性」がないことを理由に、身体障害者や精神障害者を安楽死させた。「障害者を養うのに年間6万ライヒスマルクがかかる...
根拠のない見通しの怖さ デスク日記 2/4 6:00 近場の山に行くようになり、登山に関する本を読む機会が増えた。最近だと遭難のドキュメント。「何とかなるだろう」という根拠のない見通しで事態を悪化させる例がいくつも紹介されて...
諭吉先生もあきれ返る高校模試問題 春秋 2/4 6:00 きのうは「雪池忌」だった。ピンとこない方もいよう。1万円札の「顔」の人、慶応義塾を創設した思想家、教育者の福沢諭吉の命日だ▼著書「学問のすゝめ」で、人間の自由平等、国家と...
コロナ下、老父を送る 朝刊太郎の雑記帳 社説・コラム 2/4 6:00 鹿児島県霧島市に住む父の英昭(ひであき)が老衰で息を引き取った。91歳だった。父は10代半ばだった戦争中、志願して陸軍少年飛行兵になった。広島へ原爆が落ちた直後に上空を飛...
令和の里山づくり 経済社説・コラム 2/4 6:00 福岡市の東隣、新宮町の山あいに広がるミカン農園。多くの樹木の下半分は実も葉もなく、きれいに丸裸になっていた。「全部、鹿に食べられたんです」。案内してくれた小島(おしま)慎...
改正コロナ法 議論生煮え行政に丸投げ 社説 2/4 6:00 極めて危うい法改正と言わざるを得ない。根拠が不明確なまま罰則が導入され、感染対策に伴う補償規定といった肝心な点は明文化されなかった。新型コロナウイルス対策の推進を名目にし...