『一橋桐子(76)の犯罪日記』 原田ひ香 著 (徳間書店、1815円) 読書 2020/12/28 17:00 清掃のパートで細々と暮らす桐子は独り身の76歳。唯一の親友も病死し、このままでは孤独死して人に迷惑をかけると絶望した桐子は、そ...
『「共に生きる」ための経済学』 浜矩子 著 (平凡社新書、902円) 読書 2020/12/25 17:00 グローバル経済がもたらした「格差と貧困」が引き金となり、一国主義や排外主義が台頭している。だが、本当に「グローバル化が諸悪の根源なのか?」。気鋭の経済学者が、分断を回避し...
『ひきこもれ〈新装版〉 ひとりの時間をもつということ』 吉本隆... 読書 2020/12/25 17:00 「ひきこもり、いいじゃないか」-。一見無駄に見えても「分断されない、ひとまとまりの時間」を持つことの大切さをはじめ、孤独や不登校、いじめ、才能について、自身「ひきこもり性...
『ケンさん、イチゴの虫をこらしめる~「あまおう」栽培農家の挑戦!』 読書 2020/12/25 15:30 福岡県八女市で、特産品「あまおう」イチゴを栽培するケンさんこと樋口賢治さん。農薬を使わずに天敵生物を駆使して害虫をやっつけ、おいしいイチゴづくりに取り組む若き農業経営者の...
『せかいはふしぎでできている!』 読書 2020/12/25 15:30 3歳になるまで一言もしゃべらなかったエイダ。「どうして?」と最初の一言が口からこぼれたら、今度は質問が止まらない。「なに?」「どうやって?」「いつ?」。頭の中は不思議でい...
『ふきさんのアイデアおもちゃ大百科 ひらめいた!遊びのレシピ』 読書 2020/12/25 15:30 家にあるペットボトルや空き箱、手鏡などが、ユニークでかわいいおもちゃに大変身!ひらめきのアイデアが満載で、子どもも大人も本を開けば「どれを作ろうか?」「どうやって遊ぼうか...
『禅の言葉とジブリ』 細川晋輔 著 (徳間書店、1760円) 読書 2020/12/24 17:00 臨済宗の若き僧侶である著者は「大のジブリファン」。「人生は生きるに値する」というジブリ作品のメッセージは禅の心に通じると語る。「もののけ姫」と達磨「不識」、「風立ちぬ」と...
『誰も教えなくなった、料理きほんのき』 鈴木登紀子 著 (小学... 読書 2020/12/24 16:23 著者は、料理番組などで「ばぁば」の愛称で親しまれ、今年96歳を迎えた日本料理研究家。家庭料理115種のレシピに加え、下ごしらえから盛り付け、食事のマナーまで、料理のあらゆ...
『めくって学べる きかいのしくみ図鑑』 小峯龍男 監修 読書 2020/12/21 16:30 「水道の水はどこから来るの?」「自動販売機の中はどうなっている?」。身の回りにあって普段見ることのできない道具や機械の仕組みを、内部をのぞく「仕かけイラスト」を使って楽し...
『九州発「国のかたち」を問う 日韓トンネル構想への期待』 (三... 読書 2020/12/19 14:30 日韓トンネル実現九州連絡協議会による、10年後の九州を見据えた政策提言集。佐賀県・唐津と韓国・釜山を結ぶ海底トンネルが完成すれば「九州の交流人口は現在の倍以上」となり「首...
『草莽の防人歌 万葉のわだつみの声をきく』 山口博 著 (海鳥... 読書 2020/12/19 14:30 主に東国から徴兵され、九州沿岸で敵国の来襲に備えた防人(さきもり)。万葉集に収められた彼らの歌約100首を、戦中派の国文学者である著者が「文学における戦争の語り部」の立場...
『笑うツーリズム HASAMI CRAFT TOURISM』 ... 読書 2020/12/19 14:30 この10年ほどで波佐見焼の知名度はぐんと高くなった。長崎県でただ一つ海のない波佐見町に、国内外から年間100万人を超える観光客が訪れ、窯元を巡り、器を手に取り、農村の風情...
『認知症グレーゾーン』 朝田隆 著 (青春新書インテリジェンス... 読書 2020/12/18 17:00 人の名前が出てこない、出来事の時系列があやふやになる……それは、認知症前段階の「軽度認知障害」(グレーゾーン)かもしれない。その段階なら「まだ回復できる」と説く認知症予防...
『女のお悩み動物園』 ジェーン・スー 著 (小学館、1650円) 読書 2020/12/18 17:00 自分のこと、家族、恋愛、仕事……、悩みごとは千差万別。作詞家、コラムニストとして活躍する著者が、悩める女性の特徴と傾向を「夢見がちなラクダさん」「悪あがきするアヒルさん」...
『日向丘中学校カウンセラー室』 読書 2020/12/18 16:30 日向丘中学校は日当たりのよい丘の上にある中学校。ここでスクールカウンセラーとして働く谷川綾は、生徒から「綾さん」と呼ばれて親しまれているが、ちょっと変わった相談ばかりが寄...
『魔女が相棒? オコジョ姫とカエル王子』 読書 2020/12/18 16:30 おとぎの世界で城にかけられた呪いを解いたサヤ。相棒になった魔女のホーライは、困ったときにサヤを呼ぶと言っていた。3カ月ぶりに呼びだされ行ってみると、城の王子が呪いで大きな...
『オレ、カエルやめるや』 読書 2020/12/18 16:30 いつもヌルヌルしてるし、ムシばっかり食べるし…。カエルはカエルがイヤ?もっとかわいくて、フサフサの動物になりたい。カエル親子の陽気な会話を通じて、自分が好きになる物語。ア...
『部長って何だ!』 丹羽宇一郎 著 (講談社現代新書、924円) 読書 2020/12/17 16:30 伊藤忠商事で社長・会長を務め、経営をV字回復させた著者は、「やりがいは会社人生最大」とその部長時代を振り返る。新ビジネスを創造した成功例とともに「赤面するほどの失敗」も赤...
『角野栄子のアコちゃん絵本 だっこさんかいサンタクロース』 読書 2020/12/16 15:31 今日はクリスマスイブ。アコちゃんは、ぬいぐるみのクマちゃん、トラトラちゃんと一緒に、サンタさんを迎える準備をする。サンタさん、来てくれるかなあと待ちながら眠りに落ちたとき...
『彼女たちの三島由紀夫』(中央公論新社編、1980円) 読書 2020/12/14 16:30 三島由紀夫没後50年を記念し、女性誌に掲載されたエッセーや対談を集成した。執筆・対談者は、岸田今日子、高峰秀子、宇野千代、杉村春子、円地文子や歌舞伎の十七代目中村勘三郎。...