平野啓一郎 「本心」 連載第186回 第八章 新しい友達New 文化 5:00 僕は、しばらく歩き回ったあとの心地良い疲労感を、取(と)り分(わ)け、両足に感じていたが、そういった感覚を、言葉で彼と共有すべきかどうか思い迷い、結局、慎むことにした。誰...
午前4時に足裏と指を刺激する 文化 3/18 6:00 「午前4時に起きてあぐらを組み、片手で片足の指を包むように握り、もう片手で足の裏をこする。これを両足やって、足の裏が熱くなったら手で足の指を動かす。この方法を続けると足の...
平野啓一郎 「本心」 連載第185回 第八章 新しい友達 文化 3/18 5:00 ただでさえ温暖化で紅葉も遅く、この時季はまだ見頃からはほど遠かったが、それでも、松の緑に楓(かえで)の朱色と銀杏(いちょう)の黄色が混ざり合って、青空を背に、鶴の噴水が立...
伝統工芸の魅力を絵本で 新型コロナ苦境、甘木絞りの若手が支援募る 福岡文化 3/17 12:28 伝統工芸の後継者不足の解消に一役買おうと、福岡県朝倉市で工芸品「甘木絞り」を手掛ける西村政俊さん(32)がオリジナル絵本作りに取り組んでいる。絞り商品の売り上げを作成費に...
図書大量廃棄に村田喜代子さんら抗議 梅光学院大は「規定通り」 文化 3/17 6:00 山口県下関市の梅光学院大図書館で大量の図書が廃棄されているとして16日、元客員教授で作家の村田喜代子さんや元教授らが連名で抗議声明を発表した。江戸時代の滝沢馬琴らの和本や...
保養中に励行すべき「導引の法」 文化 3/17 6:00 「導引の法は保養中に行うと気の巡りがよくなる。起床前に床の中で足を伸ばし、深呼吸して体内の濁った気を吐き出し、正座する。顔は天井を見て、胸で両手の指を組んだら裏返して手の...
平野啓一郎 「本心」 連載第184回 第八章 新しい友達 文化 3/17 5:00 あまり自嘲的だと、せっかくの依頼のチャンスを失いかねなかったが、僕はそう言わずにはいられなかった。「目立たずに歩けるってことも、僕の憧れですよ。ずっと車椅子で、嫌でも人と...
アイドル編<455>桑田靖子(上) 文化 3/16 17:17 福岡県直方市のJR直方駅前には商店街が広がり、今でも伝統の五日市が開催されている。かつて石炭産業の集積地としてにぎわい、特に五日市の日には人の波だった。その通りの一つ、古...
社会を変革させるパンデミック 流行終息後でさえ続く変化 文化 3/16 16:30 「歴史が教えること」寄稿・山本太郎氏歴史を振り返れば、私たちは、これまでにも幾度ものパンデミックを経験してきた。14世紀ヨーロッパで流行した黒死病(ペスト)や1918年か...
うなされないために良い方法は 文化 3/16 6:00 「仰向きに寝るとうなされやすい。うなされないためには、両手で親指を中に入れたげんこつを作って眠るとよい。続けていれば眠っても指を開かなくなる。これは隋の医者が書いた病源候...
平野啓一郎 「本心」 連載第183回 第八章 新しい友達 文化 3/16 5:00 そう言うと、イフィーはまた、クルッと車椅子を回転させて、黒いらせん階段の傍らにある大きなキッチンに向かった。遠ざかっていく、という言葉が必要なほどに広い部屋を移動する彼の...
平野啓一郎 「本心」 連載第182回 第八章 新しい友達 文化 3/15 4:00 「だったら、間違ってないです。本当はもっとお送りしたかったんですけど、いきなりだと、警戒されるかと思って。」「警戒って言うか、……正直、今も戸惑ってますけど、とにかく、あ...
寝るときは獅子眠で5回寝返り 文化 3/15 4:00 「床に入ったら、まず両足を伸ばす。寝入ろうとする前に両足を曲げ、片方の脇を下にして横向きになって寝るとよい。これを獅子眠(ししみん)という。寝返りはひと晩に5回がよい。の...
性交渉をしてはならない時とは 文化 3/14 6:00 「閨房(ねや=寝室)での戒めは多い。特に天変地異である。日食、月食、雷、台風、豪雨、猛暑、厳寒、虹、地震のときは性交渉を控えるべし。病中、病後や疲労、泥酔、飽食時もだが、...
平野啓一郎 「本心」 連載第181回 第八章 新しい友達 文化 3/14 5:00 リアル・アバターとして、富裕層の依頼を受けることは少なくなかったが、ここまで豪華なマンションは初めてだった。どんな人だろうか?僕は緊張していた。そして、この期に及んでも、...
40歳過ぎたら精気を放出するな 文化 3/13 6:00 「性交による精気の放出について、唐の医者はこう述べている。20歳は4日に1回、30歳は8日に1回、40歳は16日に1回、50歳は20日に1回。60歳を過ぎたら放出しないほ...
平野啓一郎 「本心」 連載第180回 第八章 新しい友達 文化 3/13 5:00 ケータイを返しながら、三好はふしぎそうに僕を見つめて言った。感心され、見直されたように感じた。僕は、自分の中にあったはずの殺伐とした感情を、誤解された正義感で覆い隠しつつ...
血気に任せて色欲をむさぼるな 文化 3/12 6:00 「論語には、血気盛んな若い時は色欲を戒めよ、とある。礼儀作法に反し、法を犯し恥辱を受けることになるからだ。精気を浪費して元気を減らすのは寿命を縮めることにもなる。若い頃か...
平野啓一郎 「本心」 連載第179回 第八章 新しい友達 文化 3/12 5:00 僕自身は、あまり見返したくない動画なので、トンカツの残りを食べながら目を逸(そ)らした。隣の高齢者たちは、会計を済ませて席を立ったところだった。その向こうのテーブルには、...