尾前照雄氏死去 九州大医学部付属病院長など歴任 社会文化医療・健康 6:00 尾前照雄氏(おまえ・てるお=元九州大医学部第2内科教授、国立循環器病センター名誉総長、循環器内科学)7日午後10時45分、福岡...
ジャズ編<506>パラゴンの夢Ⅱ 文化 4/12 17:30 米国JBL社の名機と言われる大型スピーカー、パラゴンの鳴っているミュージックバーが福岡市中央区の親不孝通りにある。昨年11月にオープンした「JAM」である。パラゴンは人生...
「国境なき劇団」発足 松岡優子 文化 4/11 17:30 「なぜ、私はここにいるのだろう」とふわふわした気持ちで、2017年3月、せんだい3・11メモリアル交流館に立っていた。2011年、東日本大震災を受けて宮城の舞台関係者が設...
日常に潜む「落とし穴」 芦沢央『汚れた手をそこで拭かない』 文化 4/11 17:30 酒井信さん寄稿芦沢央は平穏だと考えていた日常を侵食する「小さな悪意」を通して小説のリアリティーを築くのが上手(うま)い。「汚れた手をそこで拭かない」は、人々が穏やかな日常...
フクロウのお守り 福岡市動物園 社会福岡文化 4/11 6:00 福岡市動物園(同市中央区)で10日、フクロウの羽根を使ったお守り作りがあった。フクロウは「不苦労」「福来郎」などの語呂合わせが使われる縁起のいい動物とされており、40枚の...
「あのクサ、なして、そげん、こげん」。強烈な存在感がある博多弁 文化 4/11 6:00 話していることばで出身地が分かることがある。方言の持つパワーを表すものだ。博多でも多種多様な方言が存在し、脈々と生き続けている。だが、世代交代が進み、テレビなどの影響でこ...
「開拓」続ける谷川俊太郎さん 初詩集から70年 言葉のインフレ憂う 文化 4/9 17:30 詩人の谷川俊太郎さん(89)が来年に初詩集「二十億光年の孤独」の発表から70年の節目を迎える。常に読者を考えて詩作してきたが、反応はいつも意外だったという。東日本大震災後...
【あなたに似た人・岩松了】間違ってても 正しい場合 文化 4/9 17:30 コロナで自粛生活が続いている時(現在もだが)、退屈ということについての一文をしたためることがあったのだが、その中でジャン・ルノワール監督の『ゲームの規則』という映画にこん...
変わりゆく街の変わらないもの 人気写真家2人が撮る福岡の「顔」 文化 4/8 17:30 福岡ビル、天神ビブレ、天神コア。福岡市の都心部ではここ1~2年、長年親しまれたビルが相次いで姿を消した。高さ制限が緩和された市による一連の再開発事業「天神ビッグバン」に伴...
水彩連盟展で文部科学大臣賞 コロナ禍の心境託す 宇美拓哉さん 文化 4/8 17:30 水彩表現を追求する公募展「第80回記念水彩連盟展」で、大賞の記念展賞に次ぐ文部科学大臣賞を受けた。コロナ禍で描いたF100号の受賞作「ミスト」は、飛沫(ひまつ)に潜むウイ...
戦後、災後、そしてコロナ後…課題も希望も先送りのまま 文化 4/7 17:32 佐藤卓己さん寄稿東日本大震災の翌年から4年間、私は本紙に「論壇時評」を寄稿していた。「災後」論壇の風景を毎月論じたわけである。「災後」とは当時政府の復興構想会議で議長代理...
西日本新聞書道之友展 入賞作など986点並ぶ 文化 4/7 17:30 13~18日、福岡市中央区の福岡市美術館九州・山口各県の書道愛好家の作品を審査・展示する公募展。昨年は新型コロナウイルスの感染拡大で展示が中止になり、今年は1047点の応...
特別展「よみがえる正倉院宝物」 再現模造など86件展示 文化 4/7 17:30 4月20日~6月13日、太宰府市の九州国立博物館奈良・東大寺の「正倉院」に収蔵されている聖武天皇ゆかりの楽器や調度品などを、人間国宝らによる伝統の技やエックス線などの最新...
労働争議に刺激受けた集団 アスファルトが時代を暗喩 九州派 文化 4/7 17:30 國盛麻衣佳さん寄稿(10)「東京は文化の中心地」「芸術は、富める人や文化人が嗜(たしな)むもの」。現代においてこのような価値観は持たれなくなった。しかし、多くの人の認識が...
九州で生まれて【光石研さん連載50】 文化芸能 4/7 17:30 連載:Astimegoesばい!俳優を始めた頃、映画もテレビドラマも今より予算があったのか、よく地方ロケに行った。ドラマの撮影で、北海道を2カ月以上移動しながら撮影したこ...
15代沈寿官さん、親子2代で韓国名誉総領事に 薩摩焼窯元 福岡鹿児島文化 4/7 6:00 薩摩焼窯元の十五代沈寿官=本名・大迫一輝=さん(61)が韓国の駐鹿児島名誉総領事に就任し、鹿児島県日置市の沈寿官窯で6日、名誉総領事館の開館式があった。2019年に亡くな...
北九響1年ぶり公演へ 「思いぶつける」N響の篠崎さん凱旋指揮 福岡文化 4/7 6:00 新型コロナウイルス禍で演奏の舞台を奪われてきた市民オーケストラ「北九州交響楽団」(北九響)が、1年半ぶりの演奏会に向け練習を重ねている。指揮をするのは、北九州市出身でNH...
消えるべくして消えたのか? コロナ禍に思う「時代の哀しみ」 文化 4/6 17:30 澤宮優さん寄稿最近私の住む神奈川県では、飛び込みの人身事故で電車が停車することが多くなった。そこに昨年から続くコロナ禍の影響を考えざるを得ない。長い経済不況で、従業員の解...
実現しなかった「鉄塔」計画 残したのは 歴史捉え直す機運 川俣正 文化 4/6 17:30 國盛麻衣佳さん寄稿(9)美術やアートと聞けば、絵画や彫刻などの作品がある場面を思い浮かべるだろう。しかし、鑑賞しに来たものの目の前に作品はなく、美術家に「これから何をしま...