西日本読書感想画コンクール

作品募集中

第57回優秀作品

最優秀 (指定図書の部)

小学校低学年の部
作品
最優秀「あそんだよ」
(書名『おひさん』 作・たかべ せいいち/くもん出版)
佐賀県唐津市立名護屋小学校 1年 松添 星花
 おひさんが、こどもたちとあそんでいるところです。あそんでいたところがおもしろそうだったからです。えのぐではじいたことがすごかったです。くれよんで、てんてんをしたことがおもしろかったです。
小学校中学年の部
作品
最優秀「リドルのへんな歌」
(書名『おつかいまなんかじゃありません』 作・柏葉 幸子/ポプラ社)
福岡県粕屋町立粕屋中央小学校 3年 柴田 桃愛
 わたしは、リドルが歌を歌っているところをかきました。  リドルの歌はとてもヘタなので、まゆと、水野と、ネズミが耳をおさえて大へんくるしそうな顔を表しました。
 耳のこまくがやぶれそうなくらいヘタな歌でした。マギリカディは、何かの曲を聞いていたので笑っていました。
小学校高学年の部
作品
最優秀「フェニックスの光」
(書名『見習い幻獣学者ナサニエル・フラッドの冒険
 ①フェニックスのたまご』 作・R・L・ラフィーバース/あすなろ書房)
大分県臼杵市立野津小学校 6年 川上 綾乃
 わたしはこの本を読んで、フェニックスがかがやいているような表現をしようと思いました。そのために水を使って、フェニックスのまわりが光っているようにし、工夫しました。

最優秀 (自由図書の部)

中学校の部
作品
最優秀「自然を壊すな」
(書名『ぼくらの南の島戦争』 作・宗田 理/角川つばさ文庫)
山口県周防大島町立大島中学校 3年 冨永 さつき
 この絵は、自然を壊す前の風景です。私は、自然が壊れたら人が食べる物が無くなったり、植物や野菜を育てるのが難しくなっていくので、とても嫌です。海は魚が取れなくなり海水もにごるので、私たちが守らなくてはなりません。この本は悪い人たちが海を埋めようとしたので、子どもたちと地元の人が協力して貝やサンゴや魚たちを守ろうとした話です。私はきれいな海をイメージして、貝やサンゴや魚たちが楽しそうにしている場面を描きました。
高等学校の部
作品
最優秀「蠱」
(書名『蠱』 作・加門 七海 /集英社文庫)
佐賀県立唐津東高等学校 3年 小旗 亜弥
 加門さんの本は今まで読んだことはなくて、今回初めて読んだのですが、怖いけどどこかわくわくするような不思議な話でした。あの話の雰囲気を出そうと暗い色を使って今回の読書感想画を描きました。「カマキリ」がポイントとなる話だったので、周りにはカマキリの顔をデフォルメした模様を使いました。妊婦の腹の水腫には、ボンドで立体感を出しました。全体的に出したかったおどろおどろしい雰囲気になったので良かったです。

優秀 (指定図書の部)

作品
優秀「うみのなかよしとしょかんせん」
(書名『うみの どうぶつ としょかんせん』
 作・菊池 俊/教育画劇)
宮崎県延岡市立西小学校 1年 中島 佐彩
 わたしがこのほんをえらんだのは、どうぶつがすきで、たのしそうなおはなしだったからです。どうぶつたちが、くじらにのって、たのしそうにかみしばいを見ているところをかきました。くじらのいろをいろいろないろをつかってぬりました。うみの中のイルカやカニたちも、たのしくかみしばいを見ていたとおもいます。だから、目のむきをくふうしました。
作品
優秀「やったね モン太くん」
(書名『モンスタータウンへようこそ モンスター一家のモン太くん』
 作・土屋 富士夫/徳間書店)
佐賀県小城市立桜岡小学校 2年 木下 栞那
 わたしは、モンスター一家のモン太くんが、はがぬけてガイコツくんといっしょによろこんでいるところをかきました。もようのせんをなぞることや、ガイコツくんをなぞったりするのを一番がんばりました。わたしが一番見てほしいところは、モン太くんとガイコツくんがはがぬけてよろこんでいるところです。
作品
優秀「心がひとつになった祭り太鼓」
(書名『天までひびけ!ドンドコ太鼓』 作・麻生 かづこ/国土社)
宮崎県都城市立東小学校 3年 森 遥翔
 主人公のマイさんは、友だちのほのかさんとアミさんからプレゼントをもらいました。プレゼントの星のヘアピンをみんなでつけて、元気よく太鼓をたたきました。ナオくんやし匠も、よろこんで祭りに参加しました。はっぴのもようや、はいけいの色ぬりを工夫しました。
作品
優秀「ひかりはいきている」
(書名『いきているひかり』 作・モリー・バングとペニー・チザム/評論社)
福岡県行橋市立延永小学校 4年 高宮 史帆
 この本を読んで一番心に残ったのは、自然のすばらしさです。大きな木においしそうな木の実や、たくさんの動物が描かれていて、すごいと思ったからです。絵の場面は、大きな木と動物が木の実を食べているところです。絵をかくのにがんばったところは、木の葉です。一枚一枚描いたし、ちょこちょこ色をかえてぬったところがむずかしかったです。ほかにも、草は点々ぬりでぬりました。きれいな絵になってよかったです。
作品
優秀「つまらなくない!!」
(書名『雨ふる本屋の雨ふらし』 作・日向 理恵子/童心社)
長崎県佐世保市立花高小学校 5年 戸田 玲奈
 この絵は、ミスターヨンダクレが、雨ふる本屋の本を読んで、「つまらない。」とか本に対して暴言をはいたりしていて、それにルウ子やサラがおこっているところです。作品の中心となる場面が、私はここかなあと思っていたので、この場面を想像して描きました。実際はちがうと思うけど、こんな感じだったらおもしろい、と考えました。下絵がむずかしかったです。
作品
優秀「ミスター・ヨンダクレの悲しみ~愛しの書びたり虫~」
(書名『雨ふる本屋の雨ふらし』 作・日向 理恵子/童心社)
山口県田布施町立田布施西小学校 6年 足立 遼汰
 ぼくは、主人公のルウ子が雨ふらしのりゅうと一体になって雨を降らせて「雨ふる本屋」を元にもどし、そのおかげで〈書びたり虫〉の感謝の言葉の書かれた本を読むことができたミスター・ヨンダクレがそれまでの後悔や苦しみから救われて、涙を流している場面を描きました。
 がんばったところは本棚を使って迷路を表現したところです。「すきまの世界」の感じを出そうと構図を工夫しました。
作品
優秀「墜落」
(書名『アラルエン戦記① 弟子』 作・ジョン・フラナガン/岩崎書店)
佐賀市立昭栄中学校 1年 高津 愛加
 この物語は、主人公のウィルが悩み、苦しみつつも、仲間との友情を深めながら成長していく物語です。
 私は、この読書感想画の制作を通して、主人公ウィルの心の中を表現したいと思いました。ウィルの見えない心の中を見えるもので表現するのは難しかったけど、色々と工夫を加えながら頑張りました。緑色の手は苦悩や苦しみ、蝶は主人公の希望や、夢を表しました。
作品
優秀「戦いの気持ち」
(書名『アラルエン戦記① 弟子』 作・ジョン・フラナガン/岩崎書店)
山口県周防大島町立大島中学校 2年 杉山 夕渚
 私は今回「弟子」という本を読みました。感想画を描く上で、私はまず主人公の戦う時の気持ちを表現したかったので、馬に向かって矢を射っているような構成にしました。もう一つ工夫した所は、木の木目の描き方と塗り方です。色々な形の線と色を使って、戦いの激しさを表しました。この部分は一番頑張ったところなので特に注目して見てほしいです。
 とにかく圧力が出るように一生懸命頑張りました。
作品
優秀「打破」
(書名『アラルエン戦記① 弟子』 作・ジョン・フラナガン/岩崎書店)
宮崎県国富町立本庄中学校 3年 新名 弘章
 この絵は辛い状況を打破し成長しようとする主人公たちの強い意志を表しています。腕に絡みつく鎖は心の葛藤、ガラスは酷いいじめや辛い修行などです。それを素手で引きちぎり固く握りしめたこぶしで打ち破る、それほど強い意志だと感じ一生懸命描きました。また、舞台がファンタジーなので城や地図で世界観を表しました。資料を集め、どう使えば感動が伝わるか、何度も繰り返し配置しながら考え苦労した分、納得の行く絵になったと思います。

優秀 (自由図書の部)

作品
優秀「ふくろうおじさんのたんじょうび」
(書名『ろうそくいっぽん』 作・市居 みか/小峰書店)
熊本県玉名市立築山小学校 1年 岩﨑 菜奈愛
 ふくろうおじさんのたんじょうびのために、ろうそくをもっていくおはなしです。だいじなろうそくをみんながかしてというところがおもしろいです。もりでは、ろうそくのひはとってもたいせつなひなんだとおもいました。
 ほのおがかがやいてみえるように、えのぐをじょうずにつかってぬりました。えをじょうずにかいて、まわりのどうぶつをかくのがむずかしかったです。
作品
優秀「ティラノサウルスといっしょにあそんだよ」
(書名『きょうりゅうチャンピオンはだあれ?』
 作・多田 ヒロシ/教育画劇)
大分県杵築市立杵築小学校 2年 宮内 一親
 ぼくが心にのこったことは、ティラノサウルスがいちばんつよいのはだれかきめているところです。ティラノサウルスはいじわるでした。だからみんなにげていきました。でも、ぼくはティラノサウルスとあそんでみたくなりました。どんなきょうりゅうもいっしょうけんめいいきててかっこいいとおもいました。
 くふうしたところは、ティラノサウルスをロウソクでかいたところと、きばをするどくかいたところです。ぼくたちはにこにこ顔です。
作品
優秀「ぼくらのそ先たち!!」
(書名『かしこいさかなはかんがえた』
 作・クリス・ウォーメル/徳間書店)
佐賀県唐津市立名護屋小学校 3年 酒井 祐太
 一番いんしょうにのこったのは、くつをはかせたところです。理由は、くつをはくことができない魚が、くつをはいたらめずらしいからです。がんばったところは、大きい魚の目、おこっているかおなどがむずかしかったけれど、そこをきれいに・ていねいに・こまかくをイメージしながらかいたことです。特に色まぜや色かえをくふうしました。なるべくうすい色をつけたしたらいいと思いました。
作品
優秀「おそろしいくろおとこ」
(書名『狼森と笊森、盗森』 作・宮沢 賢治/講談社)
福岡県新宮町立新宮小学校 4年 西阪 美咲
 私がこの絵を描いた理由は、くらくてこわい絵を描いてみようと思ったことと、面白い絵にしたかったからです。工夫したところは、上から白の絵の具をとばしたところと、点々ぬりで山や道などを描いたことです。がんばったところは、いろんな色をかさねてくろおとこをぬったところで、一番工夫しました。一番心に残ったところは、盗森のくろおとこが、おそろしくなったとかいてあるのが心に残りました。
作品
優秀「雪わらすの優しさ」
(書名『水仙月の四日』 作・宮沢 賢治/福音館書店)
山口県田布施町立田布施西小学校 5年 柏木 海輝
 ぼくは、雪わらすの一人が、わざとひどく子どもにつきあたってたおし、たくさんの雪をかけて子どもの命を守った場面を描きました。ひどくつき当たって子どもをたおしたのですが、それは子どもを守るためだと知り、雪わらすが子どもを手の中にやさしく包んで温めてあげている姿で表現しました。
 がんばったことは、雪おいのの毛を一本ずつ描いたことです。また、お父さんが急いでいる感じにするところを工夫しました。
作品
優秀「苦しみをこえて」
(書名『猫の事務所』 作・宮沢 賢治/ちくま文庫)
大分市立横瀬小学校 6年 森山 紗花
 この猫の事務所という本は、ある一匹の猫がほかの猫たちにいじめられ、悲しみ、自分はどうしてこんなんなんだと自分をせめてしまいます。その悲しみなどを私は猫の涙で表現しました。そして、自分もこんな風になりたいな、という希望を明るい月で表現しました。バックはいばらでとてもていねいに細かく描きました。いばらにまかれ、くしゃくしゃになった本は、本が連れ去られ、なくなってしまうことを描きました。
作品
優秀「過去と未来」
(書名『カゲロウデイズIV‐the missing children‐』
 作・じん(自然の敵P)/エンターブレイン))
長崎県佐世保市立日野中学校 1年 清水 綾華
 私が描いたのは、ヒビヤが「終わらないセカイ」にとりこまれたシーンです。むせ返るほどの暑い夏、その先にある未来をイメージして描きました。
 工夫したのは構成の部分です。キーワードとなる、猫・手・せみを一番最初に描きました。その次に話に出てくるものを描きました。色をぬる時には、物との距離や深さを考えてぬりました。特に中央にある電子ブロックと帯には気を付けました。背景を暗くして明暗をつけるのが難しかったです。
 全体的に見て、構図はよくできたと思います。しかし、雑に塗ってしまった部分や、自分が納得できない部分があるので、来年も挑戦したいと思います。
作品
優秀「不思議の国」
(書名『不思議の国のアリス』 作・ルイス・キャロル/メディアファクトリー)
熊本県熊本信愛女学院中学校 2年 本田 明乃
 この話は昔からある話だが、村山由佳さんの訳が新しく、とても読みやすかった。だから、主人公のアリスが大きな穴に落ちて不思議の国に行ったり、次々に事件に巻き込まれたりするのがとても面白く、話に引き込まれてしまった。
 絵を描くときは、アリスが穴に落ちる場面に奥行きが感じられるようにしたことと、トランプやティーポットの柄を細かく描いたことが大変だった。
作品
優秀「cross」
(書名『ダレン・シャン⑨ 夜明けの覇者』 作・ダレン・シャン/小学館)
大分県日田市立三隈中学校 3年 本田 遥己
 工夫したところは場面を区切っている鎖からはみ出して描いたところです。この絵を4場面に区切った理由は、良いシーンがたくさん思い浮かび、一つに絞るのが難しかったからです。細かく描いたので着色も難しかったです。この4場面にした理由は、まず左上の場面は警察に囲まれている中、そこに飛び込んでいく主人公たちの姿が良かったからです。右上と右下は逃げている場面が印象に残ったからで、左下は最後の場面だからです。
作品
優秀「ごらん」
(書名『RDG』 作・荻原 規子/角川書店)
沖縄県立読谷高等学校 1年 杉本 智奈
 この作品は、主人公の泉水子が行方不明になった時の場面を描いたものです。「左手は天から授かる手、右手は下々に与える手」というのを参考に、その意味を考えて描きました。
作品
優秀「雨」
(書名『エンド・ゲーム 常野物語』 作・恩田 陸/集英社)
佐賀県佐賀女子短期大学付属佐賀女子高等学校 1年 古藤 悠
 私が「エンド・ゲーム」を絵に描きたいと思ったのは、その物語の不思議さと複雑すぎて理解できない世界観に魅力を感じたからです。カギとなっているボウリングのピンをメインに、重要な「裏返す」というテーマをオセロで表現しました。又、不安感や読み進めている最中に強く感じた嫌悪感を人影の頭を爆発させる、全体的に暗くするなどで表現し、目や血のような模様で主人公たちだけでなく読者の不安になる気持ちも表しました。
作品
優秀「明日もまた生きていこう」
(書名『明日もまた生きていこう』 作・横山 友美佳/マガジンハウス)
福岡市立福岡女子高等学校 2年 山田 菜摘
 本を読んでそこから想像したことを絵で表現するのはとても難しくて大変でした。絵を描いているうちに、「こういう感情はこのように表現すればいい」とか「これはこのような色を使ってこのように塗ると良い」と絵を描くこと・塗ることに関して勉強することができました。先生や友達にアドバイスなどをしてもらったので、最後まで絵を完成させることができました。それに、本を好きになることができて良かったです。
作品
優秀「Synopsis(シノプシス)」
(書名『ダレン・シャン』 作・ダレン・シャン/小学館)
熊本市立必由館高等学校 2年 榊 涼夏
 物語の中では、主人公にとって辛いこと、悲しいことなどの試練がたくさん待ち受けています。しかしそんな中でも新しい出会いや楽しい出来事もあります。明るく楽しげな雰囲気とダークで不思議な雰囲気の両方を意識して、主人公の複雑な心の様子を一つに表現してみたいと思いました。一つ一つのモチーフから物語の中の世界観をイメージしてもらえたら嬉しいです。
作品
優秀「逃避行」
(書名『ファミリー・ポートレイト』 作・桜庭 一樹/講談社)
佐賀県立唐津東高等学校 3年 徳永 紗良
 コマコの原初の記憶は五歳の時、母親マコの言った「逃げるわよ。」という言葉。逃亡生活の中でコマコはたくさんの物語に出会い、言葉を覚えた。「こんなに幸せなのに、なんでまわりの大人は私とママを引き離そうとするの?」大好きなママと一緒にいることに、所有物であることにコマコは自分の価値を見出していたのかもしれない。そんなコマコの孤独や、友達でもあり夢でもあった本の中の世界を表現したいと思い、この絵を描いた。
作品
優秀「弔い」
(書名『ビルマの竪琴』 作・竹山 道雄/新潮文庫)
大分県立中津北高等学校 3年 向野 由佳
 私はニュースや新聞などで度々見かける戦争をテーマにしたいと思い、この本を選びました。主人公の水島は戦争で亡くなった人々を弔うためにビルマ僧になりました。その彼の祈りを表すために、合掌する手を中心に明るい色で描きました。そして、対照的に暗い色で戦争の様子を描き、お墓を立てられることもなく亡くなっていく悲しみや悲惨な状況を表現しました。

第57回表彰式

表彰式写真

2014年2月2日(日)、第57回西日本読書感想画コンクールの表彰式が福岡市・天神の福岡国際ホールで行われました。最優秀・優秀賞の受賞者は、賞状やメダルを授与され、また審査員長の滝純一先生から講評を受け、これからの創作活動に対する意欲をさらに高めていました。