宮城の企業が弱視改善タブレット 震災経験生かし開発

 東日本大震災で割れたテレビ液晶をヒントに開発された弱視治療器具「オクルパッド」を使う子ども
東日本大震災で割れたテレビ液晶をヒントに開発された弱視治療器具「オクルパッド」を使う子ども
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 ゲームを楽しみながら、子どもの弱視を改善する訓練が手軽にできるタブレット端末を宮城県石巻市の中小企業「ヤグチ電子工業」が商品化した。東日本大震災の際の経験を開発に生かした。医療現場からの支持も広がっており、今後は新興国での需要もあるとみる。

 「オクルパッド」と名付けられたこのタブレット端末で、もぐらたたきなどのゲームをすることで脳の視覚野を刺激。楽しみながら弱視改善につながるという。

 震災で割れ、白くなったテレビ液晶をヒントに、複数の層を重ねて作る液晶から、表面の偏光フィルターだけをあえて剥がし、眼鏡に貼る「ホワイトスクリーン」という技術が基になった。

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