大震災の171人、死者計上せず 頭部未発見で、3県警

 東日本大震災の犠牲者の部分遺体のお骨を抱きしめる遺族=3月11日、宮城県石巻市
東日本大震災の犠牲者の部分遺体のお骨を抱きしめる遺族=3月11日、宮城県石巻市
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 東日本大震災の犠牲者で身元が判明したものの、頭部が未発見のため死者に計上されていない人が171人に上ることが10日、警察庁や岩手、宮城、福島3県警への取材で分かった。警察庁が震災発生当時、頭部がある遺体のみを死者数として取り扱うとしていたことが要因だ。行方不明者から除外するかどうかの判断も3県警で分かれており、統計と実態にずれが生じている。

 3県警によると、頭部がなく腕や脚などの部分骨のDNA鑑定により、身元が判明したのは5月10日現在、岩手82人、宮城74人、福島15人。遺骨は家族に引き渡されている。

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