旧役場解体差し止めの仮処分申請 工事直前、岩手・大槌の住民団体

 仮処分申し立てのため、盛岡地裁に向かう高橋英悟代表(中央)と代理人弁護士=11日午前
仮処分申し立てのため、盛岡地裁に向かう高橋英悟代表(中央)と代理人弁護士=11日午前
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 東日本大震災の津波で当時の町長ら40人が犠牲となった岩手県大槌町の旧役場庁舎の解体工事が18日ごろ始まるのを前に、保存を求める住民団体「おおづちの未来と命を考える会」の高橋英悟代表(46)らは11日、解体工事の差し止めを求める仮処分を盛岡地裁に申し立てた。

 高橋代表らは、庁舎解体経費の町予算への計上は不当として、町監査委員に住民監査請求を申し立てているが、工事開始が迫る中、さらなる手だてが必要と判断した。

 旧庁舎を巡っては、解体を公約に掲げた平野公三町長が2015年に当選。「津波の記憶がよみがえるので解体を」「震災遺構として保存を」と相反する意見がある。

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