承天寺で開山忌 うどん食べ感謝 博多区、宮司も参列

承天寺でうどんを食べる田村宮司(右)と阿部宮司
承天寺でうどんを食べる田村宮司(右)と阿部宮司
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 うどん、そばなど粉物文化の発祥地とされる福岡市博多区博多駅前の承天(じょうてん)寺(神保至雲住職)で7日、寺を開いた聖一国師の命日(17日)を前に開山忌があった。ゆかりの深い筥崎宮の田村靖邦宮司や櫛田神社の阿部憲之介宮司ら約40人が参列。法要後にうどんを食べて国師の遺徳をしのんだ。

 国師は鎌倉時代の禅僧。中国で修行した後、さまざまな先進文化をもたらしたほか、博多祇園山笠の起源もつくった。その後、京都に招かれて京都五山の東福寺も開山した。

 この日、法要は仏殿で始まった。祭壇には国師がもたらした羹(かん)(ようかん)、饅(まん)(まんじゅう)、麺(めん)が供えられ、神保住職ら禅僧約60人が経を上げた。田村宮司は「国師が船で日本に戻る際に筥崎宮に加護を祈った。今でも承天寺の僧にお礼の参拝をしてもらっており、深い縁です」と話した。


=2016/10/08付 西日本新聞朝刊=

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