筥崎宮に禅僧参拝 承天寺報賽式

小雪が舞う中、筥崎宮の参道を歩く僧たち=11日、福岡市東区
小雪が舞う中、筥崎宮の参道を歩く僧たち=11日、福岡市東区
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 博多の禅寺・承天寺(じょうてんじ)の僧たちが神社に参拝する「承天寺報賽式(ほうさいしき)」が11日、福岡市東区の筥崎宮であった。神仏習合を今に伝える伝統行事。神社と仏僧という異色の取り合わせに居合わせた参拝客は目を丸くした。

 寺の開祖・聖一国師が1241年、宋からの帰途、玄界灘で嵐に遭った際、筥崎宮の祭神に加護を祈ったところ、無事帰国できたことから始まったお礼参り。

 時折小雪の舞う中、同寺の神保至雲住職ら約20人の僧侶が神職に導かれて参道を歩き、拝殿内を巡って読経する独特の作法を披露すると、多くの見物客が合掌して見入った。老人会の三社参りで来たという城南区の原田サツエさん(86)は「生で見たのは初めて。厳かな雰囲気で感動した」と話した。


=2018/01/12付 西日本新聞朝刊=

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