夜明け前の街に「オイサ」

まだ薄暗い路地を駆ける六番山笠・東流の舁き山笠=11日午前5時すぎ、福岡市博多区
まだ薄暗い路地を駆ける六番山笠・東流の舁き山笠=11日午前5時すぎ、福岡市博多区
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 博多祇園山笠の舁(か)き山笠七流(ながれ)が早朝の街を駆ける「朝山」が11日、福岡市博多区の博多部であり、夜明け前の静かな街に男たちの「オイサ、オイサ」の掛け声が響いた。

 六番山笠・東流(野村昌弘総務)は午前5時、博多区上呉服町の山小屋を出発。聖福寺(御供所町)や子どもの神様を祭る萬四郎神社(下呉服町)などを表敬しながら巡った。
 朝山は「祝儀山」とも呼ばれ、功労のあった年配者や子どもたちを乗せる習慣がある。福岡県大野城市の会社員、野嶽健次さん(52)は長男光希さん(26)と孫の黒石丈太郎ちゃん(4カ月)の3代で台上がりをした。「周囲に感謝したい。いつか孫も山笠の男になってくれたら」と感激の表情だった。

=2018/07/11付 西日本新聞夕刊=

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