武者絵の大灯籠 幻想の世界 博多・大浜流灌頂始まる

大浜流灌頂に初登場した、ビニールケースで覆われた武者絵の大灯籠
大浜流灌頂に初登場した、ビニールケースで覆われた武者絵の大灯籠
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 博多の夏の地祭りを締めくくる「大浜流灌頂(ながれかんじょう)」が24日夜、福岡市博多区大博町一帯で始まった。名物の武者絵大灯籠が揺らめく幻想的な雰囲気の中、歩行者天国となった会場の通りは、焼き鳥や金魚すくいなどの露店を楽しむ住民でにぎわった。26日まで。

 江戸中期の暴風雨や疫病の犠牲者を供養するために始まった260年以上の歴史を持つ伝統行事。

 博多最後の絵師、海老崎雪渓らの手による武者絵大灯籠。今年は雨対策のビニール灯籠が新たに導入され、例年より1基多い4基に。“全天候型”灯籠は大博通り近くに設置され、不気味な妖怪退治や合戦場面の絵柄が浮かび上がると、見物客が物珍しそうに見上げていた。

=2018/08/25付 西日本新聞朝刊=

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