おはやしに合わせ「博多のもちつき」 町家ふるさと館
おはやしに合わせてリズミカルに餅をつく「博多のもちつき」が10日、福岡市博多区冷泉町の博多町家ふるさと館であり、大勢の見物客でにぎわった=写真。
博多の伝統文化を継承していくための恒例行事で、旧正月に合わせて実施している。博多町人文化連盟のメンバーがおはやしを奏でる中、地元消防団員らが大型のしちりんで蒸したもち米40キロを勢いよくついていった。
熊本市から訪れ、初めて博多独特のもちつきを見たという女性(62)は「もっとこぢんまりとするのかと思っていたけど、こんなに盛大だとは思わなかったです」と話していた。
=2019/02/11付 西日本新聞朝刊=