青空のように爽やか 福岡・築上町のブルーベリージェラート

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 約3千平方メートルの畑にブルーベリー約500本が栽培されている福岡県築上町のブルーベリー園「ベリーガーデン菓實(このみ)」。この季節、いろいろな品種が楽しめるとあって、家族連れなど摘み取り客で大にぎわいだ。

 片隅に腰掛けて園を眺めると、背丈よりも低い木の緑と、鈴なりになった濃紺の果実が目に心地よい。

 ブルーベリーを目で味わったところで、カップに入ったジェラート=写真=を口に運んだ。ブルーベリーの甘さがヨーグルトのほのかな酸味に包まれ、後口もすっきりだ。「1番人気のヨーグルト風味です。この味が生まれるまでには結構な時間がかかったんですよ」と、園主の大村正雄さん(67)は言う。

 2005年に自衛隊を退職した大村さん。ブルーベリー栽培を始める一方で、その持ち味をさらに生かすため、ジェラートの開発を手掛けることにした。

 理想の味を求め、全国を食べ歩く中で感じたのが強調された酸味。「完熟した果実は甘みと香りがあり、本来、酸味はそれほど強くないのに…」。そんな折、千葉県で果実の甘さをそのまま味わえるジェラートと出合う。作り手に自分の完熟果実を食べさせると、その甘さに感激された。相思相愛でミルク、バニラ、ヨーグルト風味を作ることが決まった。

 8月まで、入園料700円で果実摘み取りも楽しめる。梅雨の晴れ間のブルーベリージェラート。空の青さのような爽やかさです。

 ▼ベリーガーデン菓實 6~8月に開園(午前8時~午後5時)。ジェラートは3種とも350円。果実は200グラム入り700円。福岡県築上町坂本396の1。電話=090(8403)2419。


=2017/06/17付 西日本新聞夕刊=

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