春を彩る便利食材 宮崎・高千穂の「菜とうふ」

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 JR博多駅(福岡市博多区)に隣接した博多バスターミナル地下1階で、毎月第3木、金曜日に開かれる「宮崎バスチカ物産展」。宮崎県高千穂町の物産館「鬼八(きはち)の蔵」から直送される新鮮野菜や特産品がお手頃価格で買える。

 日本ミツバチの蜂蜜やチーズまんじゅう、香ばしい釜いり茶など、普段は現地に行かないと手に入らない加工品もある中、掘り出し物を見つけた。豆腐に四季折々の野菜を混ぜて固める同県椎葉村の郷土料理「菜(な)とうふ」=写真。

 固く締まってどっしりした豆腐の間に、色とりどりの野菜がところどころに顔を出す。もともとは椎葉村の家庭料理なので、自家製を食べさせてもらうか、村内の豆腐店でしか手に入らなかったのだが、3年前、隣町・高千穂の「興梠(こおろぎ)豆腐」が要望に応えて商品化した。

 1丁160円(200グラム)。袋には、夏は冷ややっこ、冬は湯豆腐で、とある。ちょっと手抜きしてレンジでチンすると、濃厚な大豆のうま味とニンジン、小松菜のシャキシャキした食感にショウガの風味が加わり、しょうゆをかけただけで立派なお総菜になった。

 翌日は焼いて豆腐ステーキに。さらに、そのまま崩してみそと砂糖少々を加えただけで、即席の白あえができあがった。

 ヘルシーで便利な「菜とうふ」が福岡市内で買えるのは、おそらく月に2日間のこの物産展だけ。今月は19、20日。どうぞおでかけを。

 ▼宮崎バスチカ物産展 午前11時~午後6時。今が旬のゆでタケノコ(100グラム100円)、豆腐のみそ漬け(60グラム540円)、タラの芽などの山菜も販売。「菜とうふ」の取り寄せにも対応。鬼八の蔵=0982(73)1831。

=2018/04/14付 西日本新聞夕刊=

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