コクと爽やかさ同居 熊本・阿蘇の「フロマージュブラン・リス」

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 阿蘇外輪山の丘の上にある熊本県西原村の「らくのうマザーズ阿蘇ミルク牧場」を訪ねた。

 高原の涼しい風が吹く広い牧場内では、乳搾り体験やカブトムシ捕り、イカダでの水遊びやウインナー手づくり体験など、家族みんなで楽しめるメニューが満載である。

 酪農文化の発信をテーマにした牧場は食も充実。ランチバイキングが評判のレストランもあり、物産館で限定販売されるオリジナルの乳製品やミート製品も人気だ。私の一押しは、フレッシュタイプのチーズ「フロマージュブラン・リス」=写真。賞味期限が1週間と短いので流通に乗りにくく、直営店でしか販売していない。

 「乳酸菌の力で発酵させた後、長く熟成させないチーズ。そのままでもおいしいですが、お菓子や料理にも使いやすく、リピーターも多いんですよ」と、広報担当の宮崎しのぶさん。

 チーズのコクと、ヨーグルトのような爽やかな酸味を併せ持つのが特徴。クリームチーズより軽く、後味さっぱりで、ジャムを添えればそのままおもてなしのデザートに。パンに添えたりサンドイッチに挟んだり。ロールケーキのクリームやレアチーズケーキの材料、カレーやパスタにと使い勝手が良い。酢やしょうゆ、黒ゴショウなどを合わせれば、手軽にチーズベースのドレッシングの完成だ。

 食べてよし、遊んでよし。夏休みには熊本地震復興支援も兼ね、お子さんやお孫さんと出かけてみては。

 ▼フロマージュブラン・リス 180グラム入り580円(税込み)。らくのうマザーズ阿蘇ミルク牧場のほか、熊本県菊陽町の「ゆめタウン光の森」内のショップでも販売。牧場の入場料は3歳以上350円、ランチバイキングは大人1600円、小学生900円、3歳以上400円。同牧場=096(292)2100。

=2018/07/21付 西日本新聞夕刊=

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