夏の味覚で支援継続! 福岡・朝倉市&東峰村のナシと甘酒

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 すさまじい西日本豪雨の被害、さらに追い打ちをかけるような猛暑…。なんとなく、かすんで見えてしまう昨年7月の九州豪雨災害だが、被災した福岡県朝倉市と東峰村の農家再建を応援する「志縁プロジェクト」は、しっかり継続中だ。

 1万円払って3千円分(送料込み)の返礼品-。まともに考えると全く割に合わないような取り組みだが、この8カ月間で2800件超の応募があった。ありがたい話である。

 返礼品は11種類あるが、暑気払いを兼ねた旬のお薦めは、今月10日に本格出荷が始まったナシ=写真。「幸水」「豊水」「新高」の3品種を用意。JA筑前あさくら梨部会の井上常人部会長(63)は「“がんばろう! あさくら”を合言葉に、ナシを通じ地元の元気を届けたい」と力を込める。

 「飲む点滴」とも呼ばれる甘酒も今こそお薦めだ。地元の老舗蔵元「篠崎」の甘酒3種(ノーマル、発芽玄米、黒米タイプ)の詰め合わせで、エネルギー補給とともに、暑さでへばりがちな胃腸を整える“腸活”にもぴったりだ。

 農家が地に根を張るように、そこで暮らしているからこそ田も畑も山も守られ、地域は成り立つ。支援金と返礼品の差額約7千円を苗の購入費や新たな作物の導入経費に充ててもらう。寄付して終わり、もらって終わりではなく、双方の「志」が地域の特産物を「縁」としてつながる。それが企画の趣旨である。

 復興はまだこれから。引き続き力水を。

 ▼返礼品 ほかに(1)米(2)イチジク(3)柿(4)JAの加工品(5)筑前朝倉蒸し雑煮と小石原焼(6)原鶴温泉利用券(7)くず餅とわらび餅(9)川茸(たけ)-がある。事務局=0946(23)8059(平日午前9時~午後4時)、ファクス=0946(24)8287。申込書は西日本新聞エリアセンターでも配布。

=2018/07/28付 西日本新聞夕刊=

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