王羲之と日本の書 「喪乱帖」など117点

■4月8日まで 九州国立博物館

 4世紀の中国の貴族で、書の歴史に偉大な足跡を残した王羲之(おうぎし)と、影響を受けた日本の書の流れを紹介する特別展「王羲之と日本の書」が、福岡県太宰府市の九州国立博物館で開かれている。4月8日まで。

 「書聖」と呼ばれた王羲之は、書の歴史に多大な影響を与えた。肉筆は天災などですべて失われているが、精巧に作られた複製が今も残っている。

 同展では、王羲之の真骨頂とされる代表作「喪乱帖(そうらんじょう)」(3月11日まで展示)など世界的に評価が高い複製4点を含む計117点を紹介。王羲之の書を源流とする日本の書では、西郷隆盛が自身の人生観を書いたとされる額字「敬天愛人」(3月11日まで展示)や平安時代の「三筆」に挙げられる空海の「灌頂歴名(かんじょうれきめい)」(3月13日~25日展示)など、歴史上著名な人物の個性あふれる作品を展示する。

 入場料は一般1600円、高大生千円、小中生600円。問い合わせはNTTハローダイヤル=050(5542)8600。

=2018/02/10付 西日本新聞夕刊=

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