まるで武将の軍配のような害虫 葉をシミだらけにする「グンバイムシ」

姿は現在の相撲の行司が使う軍配にもよく似ている
姿は現在の相撲の行司が使う軍配にもよく似ている
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幼虫から成虫に羽化しているところ
幼虫から成虫に羽化しているところ
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 変わった形をした虫です。日本に70種類もいるといわれていながら、大きさが5ミリもない小さい虫なので、ふつうは気付くことがありません。

 針のようにとがった口を植物の葉に突き刺して汁を吸うので、害虫として昔からよく知られている昆虫なのです。どの種類も一見して、昔の武将が手にした軍配団扇に似ているので付けられた名前のようです。

 この写真の虫はツツジの葉に付いていたもので、ツツジグンバイというのがその名前のようです。幼虫もいて次々に羽化しているところでした。

 この写真を写した後、10日ほどして葉を見ると、虫たちはどこかに消えて、葉はシミだらけの汚い姿に変わってしまっていました。

=2018/04/16付 西日本新聞朝刊=

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