オオスカシバ 飛行姿勢で蜜を吸う

キバナコスモスの花の蜜を吸っている。飛行姿勢のままからだを宙に浮かせているが、必ず前脚だけは花に添えている
キバナコスモスの花の蜜を吸っている。飛行姿勢のままからだを宙に浮かせているが、必ず前脚だけは花に添えている
写真を見る
幼虫はクチナシの葉を食べて育つ。その後、木を下りて土の中にもぐってサナギになる
幼虫はクチナシの葉を食べて育つ。その後、木を下りて土の中にもぐってサナギになる
写真を見る

 昼間に活動するガ、漢字で書くと「大透翅」、大型の翅が透けているガということです。

 普通のガは翅全体が鱗粉で覆われていて、不透明で複雑な色や模様になっています。オオスカシバも羽化直後は、翅は白い鱗粉で覆われて不透明です。最初に飛び立つときに翅を羽ばたくと、鱗粉が飛び散って取れてしまうといわれます。

 もともと付いて生まれたものを、わざわざ捨ててしまうのは、翅を軽くするとか、空気の流れを良くするなどの理由があるはずです。

 花の蜜を吸うとき、チョウのようにその場に止まるのではなく、空中で羽ばたきながら口を花に差し込みます。前脚2本を花に添え、からだを安定させて蜜を吸うのが特徴です。

=2018/10/15付 西日本新聞朝刊=

西日本新聞のイチオシ [PR]

西日本新聞のイチオシ [PR]