【こども記者だより】そろばん作り、産地訪ね体験 ほか

宮本さんは、そろばんの枠に上手に珠を入れた
宮本さんは、そろばんの枠に上手に珠を入れた
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教習所について話を聞く菊池特派員(右)
教習所について話を聞く菊池特派員(右)
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 きょうは、こども記者だより特集です。こども特派員たちが春休みなどに各地を訪ね、取材したことを報告します。

【紙面PDF】こども記者だより そろばん作り、産地訪ね体験 ほか

 ●そろばん作り、産地訪ね体験

 ▼福岡市・香椎第1中1年 山口 智優特派員

 僕は小学生の時、そろばんを習い、日商1級に合格した。その記念に3月、僕が使っている播州そろばんの産地、兵庫県小野市を家族で訪ねた。

 小野市伝統産業会館の中にある「そろばん博物館」に行くと、昔のそろばんや、丸形や弓形など形のおもしろいそろばん、オルゴールなどが付いた多機能そろばんなどが展示されていた。そろばんの伝統工芸士、宮本一広さん(76)の工房にも行った。宮本さんは、僕のそろばんを作ってくれた人だった。

 そろばんは、珠職人、ひご職人、組立職人が分業して作っている。宮本さんは枠を作り、ひごをちょうどよい太さにし、珠を入れ、組み立てる組立職人だ。組み立てるところを見せて、体験もさせてくれた。宮本さんは20秒くらいですべての珠を枠に入れたが、僕がすると珠がパラパラと落ちて全然入らなかった。宮本さんは「珠がよく動き、吸い付くようにピタッと止まるそろばんを作り、多くの人に喜んでもらいたい」と話していた。

 今回の取材で、僕のそろばんを作るためにとても多くの人が関わり、みなさんのおかげで1級を取るまでがんばれたことに気付いた。いつか、宮本さんのようにたくさんの人を喜ばせる仕事ができる大人になりたい。

 ●大きなバスを安全に

 ▼北九州市・曽根中3年 菊池 将成特派員

 全国有数のバス保有台数をほこる西日本鉄道のバス運転手向け教習所が、福岡県大野城市にある。運転手たちが定期研修を受ける様子を取材した。

 案内してくれたのは、所長の浦泰広さん(55)たち。まず驚いたのは、1万9千平方メートルをこえる教習所の広さだ。路線バスや2階建てバス、連節バスなどさまざまな種類のバスが研修用としてあった。

 構内のコースでは連節バスが細いS字の道を通ったり、ポールの間を進んだりと、運転技術を高める訓練をしていた。指導員の厳しい声も聞こえてきて、大きなバスを安全に運転する責任感が伝わってきた。

 運転手の「運転のくせ」を見つける安全運転推進車もあった。運転手がブレーキをふんでから車が止まるまでの距離や、車内のゆれ方を知ることで、よりよい運転を学ぶそうだ。

 教習所の建物の中には、夜の見え方や動いているものを見分ける力など、さまざまな視力を検査する機器などが備わっていた。

 浦さんは「バスは地域の人に乗ってもらってこそ。思いやりを持って運行しなければならない」と話していた。

 ●タイでホームステイ

 ▼福岡市・三宅中1年 山口蓮太郎特派員

 福岡市のNPO法人「アジア太平洋こども会議・イン福岡」の国際交流プログラムで、福岡県内の小学生30人が3月25~29日、タイを訪れ、僕もメンバーとして参加した。

 タイは年中、気温が高いが、3月は最も暑い季節で、むし暑かった。到着後の3日間は、僕と年齢が近い兄弟がいる4人家族の家にホームステイした。タイの料理は辛いものが多く、米はパラパラしていた。食べなれていない僕のために、ホストマザーがご飯をおかゆのようにしてくれた。ジャガイモをつぶして焼いた料理などもいただいた。

 タイではクリケットが人気のスポーツだという。僕もホストファミリーに教わりながら、楽しんだ。

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=2017/05/24付 西日本新聞朝刊=

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